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自分の名前(本名)が使えなくなる芸能界の謎

エンターテイメント・アート
別に謎でもなんでもないですが、芸能界では、自分の名前を、本名なのに使えなくなってしまうという人が時々居ますね。

「千と千尋の神隠し」では湯婆婆が名前を奪う事で相手を支配していましたが、別にそういう魔力のような話ではなく(笑)

"名前"が商標登録されてしまうからのようですね。

NHKの連続テレビ小説「あまちゃん」の主演で有名になった能年玲奈という女優が居ましたが、その後、消えてしまいました、それは事務所から独立したからのようです。

能年玲奈というのは本名なのだそうですが、同時に、所属事務所が商標として登録して権利を持っていたようです。

なので、事務所を辞めて独立した能年玲奈は、本名ですから私生活で使うことは問題ありませんが、芸能活動をする際には、商標としてその名前を使うことができなくなった、と言う事のようで、独立後は「のん」と名乗っていますが、あまり「のん」名義で活躍していると話は聞きません。

なぜ独立しようと思ったのか、その辺の事情は知りませんが、芸能界というのは事務所からの移籍や独立というのはご法度なんだとか。

売れっ子になったタレントは、自分のおかげで事務所が儲けているのに、安い給料・待遇で使われるのに不満を抱くようになるため、独立したがるのはよくあることのようです。

しかし、事務所からしてみたら、売れるまでの数年間の間もそのタレントに給料を支払い続け、そのタレントを育てるためにダンスや歌のレッスンなど、多額の費用がかかっているのだから、急に売れっ子になったからといって、急に給料を上げるということはできない、と言う言い分があるようです。

そんなわけで、売れたからと言ってそれまで世話になった事務所に砂を掛けて去っていくような辞め方をすると、辞めたタレントに仕事を回さないように業界内の伝を使って圧力をかけたりもあるのだとか。力のある事務所に睨まれるとやりにくくなることもありますし、他の事務所も事情は同じなので気持ちはよく分かるとのでしょう、圧力を掛けたつもりはなくとも、不義理な辞め方をしたタレントは自然に使いにくくなる事はあるようで。

ジャニーズなども業界内では非常に強い力を持っているとかで、辞めた人間を芸能関係の仕事では絶対に使わせないという圧力があるのは有名でしたね。

もし辞めた人間を使った番組があったら、その局には今後ジャニーズのタレントは一切出演させない、というような圧力があり、視聴率の取れるジャニタレを使えなくなるとテレビ局も困るので、出演させないよう厳命があるとか、ないとか。

(実際にはそんな圧力はなく、テレビ局側が「もしジャニーズ事務所を怒らせてしまったら?」と勝手に忖度してそうなっていると言う説もあるようですが。)

近年ではSMAPが解散し、三人が独立しましたが、その三人の仕事の妨害まではしていないらしいですが、「元SMAP」という名前を出すなという指令が業界内にあったとか言う噂も?(確かにそれ以降、元SMAPと言う表現がぱったりなくなったように思えます。)

まぁ事務所からの仕事妨害の圧力の有無はともかくとして、商標登録については、一般人としては少し疑問に感じるところもあるわけですよね。

仮に、商標登録したとしても、その帰属を事務所ではなく本人にすることはできなかったのか?事務所名義であったとしても、独立した際に辞めたタレントに返す、あるいは使用を許可するなどすれば良いだけなのではないか?

事務所の器が小さい事を露呈させているだけのような気がしますが。

タダで使わせるのが許せないほど事務所に不義理な辞め方をしたとしても、最悪でも、名前の商標を売却するとかできないものなのか?(まぁ独立するタレントがそんなの要らないと蹴ってしまえばそれまでですが。)

大昔の話ですが、名前で揉めたと言うと、加勢大周という俳優が居ましたね。こちらは前事務所が商標出願を後からしたが認められず、裁判の末、独立した加勢大周側の事務所が勝利して終わったようですが。(その後加勢大周は徐々に売れなくなり、覚醒剤で逮捕されて終わったようです。)

もしかしたら、この頃から、芸能事務所は所属タレントの名前を商標登録させるようになったのかも知れませんね。

芸能事務所でマネージャーの仕事の経験がある人の話では、新人には本名ではなく芸名を名乗ることを強く勧めるのだそうですが、ほとんどの子が本名で出ることを強く望むのだそうで・・・

なるほど、やはり芸能界を志すような人間というのは自己顕示欲が強いのでしょうか・・・

とは言え、ならば、名前の商標登録について最初にきちんと契約を交わしておくべきだろうし、事務所側が所有して、辞めた後勝手に使う事は許さないよ、という話もきちんとしておくべきだと思うのですが(しているのかも知れませんが)

というか、その前に、辞めた時は名前の使用は認めない、じゃなくて、名前の商標登録は返すって事務所側がしておけばよいのではないのか?と思うんですよね。

要するに、事務所側が、若い子が知識がないことを良いことに、最初から名前を独占して搾取する気満々なんじゃないかと言う気も。。。

少なくとも、最初に契約する時に、名前については辞めた後は本人の使用を許可するというような契約にできないものなんでしょうか。

とある大人数のアイドルグループなどは、「辞めた後、何年間か芸能活動をしない」という契約書に最初にサインさせられるとか。

なんだか、芸能事務所って・・・

清水富美加という女優が、待遇が不満で事務所を辞めると言い出して、名前が使えなくなった事がありましたね。

(清水富美加は某宗教団体に所属しており、そこで新たな法名をもらい、その名前で芸能活動を再開したようですが。宗教的心情も理由もあったようなので、辞めた理由についてはともかくですが)

ここで気になったのは、清水富美加は前述の能年玲奈と同じ所属事務所だったそうで。。。

なんだか、阿漕な、怪しい芸能事務所だなぁ、という印象を素人としては抱いていしまいますね。

名前も商品であるのは理解できますが、同時に本名であるのも事実なわけで、自分の本名が使えなくなるというのは、おかしな話。

例えば、偶然、その商標登録された名前と同姓同名の人が居た場合、そしてその人が芸能活動をしたいと思った場合、その名前では活動できない、と言う事になるのでしょうかね???
法律の事は詳しくないのでその辺の事はよく分かりませんが。

鈴木一郎とか、よくある一般的な名前だったら、同姓同名の人はたくさん居そうな気がするのですが・・・?

例えば、芸能活動をするつもりはなくても、何らかの業界の仕事で有名になり、テレビなどにも呼ばれるようになった、ところが同姓同名のタレントが居て既に商標登録されているから名前を変えてくださいと言われたら、おかしな話になりませんかね?

自分の名前なのに誰かに先に登録されているから使っちゃダメという法律なら、そもそも法律がおかしい気さえしてきますが。。。

名前の商標の扱いについては、特に本名については、法律で商標登録の規制や扱いのルールの変更が必要なんじゃないかな、と個人的には思うのですが。。。

まぁ、そもそも、芸能界というのは河原乞食なんて昔から言われた世界で。ヤクザなどまともな職に就けない人間達が仕切ってきた世界であるという経緯もあるわけで。現代でも、暴力団とつながりがあるなんて噂もよく耳にしますので、まともな世界ではないのでしょうね。。。

若い子は華やかなきらびやかな世界に憧れるのは分かりますが、エンターテイメントの世界は、まだまだ、闇の部分が多そうな世界ですので、入って搾取されないと良いなと思います。。。

長い間所属していた芸能事務所を辞め、独立したビートたけし(北野たけし)氏は、独立時に色々良くない噂話も立てられていましたが、実際は・・・

やはり独立したら「儲かる。良い。」と言ってるようですね。
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お笑いタレントのビートたけしが6日、文化放送『大竹まこと ゴールデンラジオ!』に生出演し、事務所独立後の収入について言及した…
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結局、金を稼いでいるのはタレントで、その他の事務員・社員が増えれば増えるほど、実は無駄が増えていくと言う事なのかも知れませんね。。。

たけしクラスになると、そのお金に群がって蜜を吸いたがる連中も多くなりそうですからね。

売れなかった若手芸人がちょっと売れたからって独立を言うのは、育てた事務所の経費もあるのだから問題あるというのは分かりますが、大御所になると、逆に扶養家族を無駄に増やしているだけになってしまうとしたら、独立したがる気持ちも分からなくはないですね。。。

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