元経済ヤクザも驚愕「ゴーン事件、カネの流れから見えて来るもの」(猫組長)
昨年末、東京地検特捜部は特別背任罪の容疑で日産前会長、カルロス・ゴーン氏(64)を再逮捕したが、その容疑内容は私を驚かせた。一部の論調が「ゴーン氏擁護」に傾くのは、この犯罪が正確に理解できないためではないか、と私は考えている…gendai.ismedia.jp
ド素人的に理解できた範囲で、超わかりやすく説明すると
(1)ゴーン氏、リーマンショック事件で莫大な損失を被る ↓ (2)慌てて損失を受けた「金融商品」を自分の所有から日産の所有に変更する ↓ (3)4ヶ月後、再びその「金融商品」を自分の名義に戻す
ということか。 ところが、この(2)~(3)の段階で、取引銀行である新生銀行から「担保」を要求される(2a) その担保として、中東のフィクサーと言われるような人物から「信用状」という証券(30億円)を出してもらう(2b) その後、ゴーン氏は日産に、フィクサー氏に30億の融資をさせようと画策 しかし、日産側拒否 仕方なく、ゴーン氏はフィクサー氏に個人的に自由に使える日産の予算から、15億円の謝礼を支払った。
(1)ゴーン氏、リーマンショック事件で莫大な損失を被る ↓ (2)慌てて損失を受けた「金融商品」を自分の所有から日産の所有に変更する ↓
(2a)取引銀行である新生銀行から「担保」を要求される ↓ (2b)中東の金融フィクサーから「信用状(SBL/C)」30億円を発行してもらう。
↓ (3)4ヶ月後、再びその「金融商品」を自分の名義に戻す ↓ (4)ゴーン氏、日産からフィクサー氏に30億円支払うように命じる ↓ (5)日産拒否 ↓ (6)ゴーン氏は仕方なく日産の予算の中から自分が自由に使える範囲の金額をフィクサー氏に支払った
問題は、この過程で発行された「信用状」という証券の「保証人」に日産がさせられてしまった、と言う事か。 今回は、この30億の信用状による被害は出ていないが、これは実は、中東のマネーロンダリングの手法の一つなのだとか。 ゴーン氏を釈放してしまえば、金融取引で再び金を動かされ、このマネーロンダリングの解明のために掴んだ証拠が意味のないものにされてしまう。それを防ぐために、地検は意地でもゴーンを保釈したくなかった。 しかし、裁判所が勾留延長を却下してしまったため、別件逮捕した。これについて、新たな証拠を裁判所に地検が提出している可能性が高い。地検は、もしかしたら、悪質なマネーロンダリングを解明する証拠をゴーン氏から応酬した証拠の中に見出している可能性がある。。。 という事で、あってるかな?(^^;)
ゴーン氏は、自分の為替損失か何かを会社所有に切り替えたりしてなんとか誤魔化そうした(最低) しかし、銀行側も素直に応じてくれず、交流のあった中東の金融フィクサーに助けを求めた。フィクサーは、これをチャンスとマネーロンダリングをしちゃえ、とゴーン氏を利用することにした、という感じですかね。 さらに猫組長氏が指摘している問題点は そもそも「信用状(SBL/C)」は金融取引に使って良いものではない。 新生銀行が個人的資産であった金融商品の所有権を、個人→会社→個人と変更を認めたこと さらに、「信用状(SBL/C)」は、額面が30億円であっても、その証券自体が数千万円で取引されているモノであると。 あれですね、1億円の借用書を、1千万円でヤクザ屋さんが買い取る、みたいな? そしてヤクザ屋さん同士でその「借用書」が売買される、みたいな。最終的には、その借用書を買ったどこかのヤクザ屋さんが、借金した人間から取り立てることになるわけですが、今回はそこまで至っていなかった、と。。。 フィクサー氏は、どこかから30億の信用状を数千万円で購入し、ゴーン氏から16億円せしめたわけですね。(本当は30億要求していた。) 結局、まとめると、ゴーン氏が、株だか為替だかの損失を日産から16億補填させた(騙し取った)ということでFA? 新生銀行がこの取引に関わったのは違法である可能性が高いとか(そこは素人にはいまひとつピンと来てないところもあるのですが) もしかしたら、行く行くは新生銀行にもお咎めがあるかも?
※あくまで素人が個人的に理解できた範囲のまとめです、理解不足で、間違ってる部分があるかも知れませんが、悪しからずご了承下さい。
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