「いつやるか?今でしょ!」の林修(東進ハイスクール講師)が金スマに出てた。
なかなか頭の良い人で、面白い人のようだ。
子供を教えることに才能(適正)がある人のようだ。
厳密に言うと、子供のやる気・意欲を出させる、発奮させる 「言葉」 に才能があったようだ。
ただ、言ってることに引っかかった事が少々。
--------
「絵の才能はなかった、幼稚園の時に判明」
違うと思うんだよなぁ
絵を上手に描くのは単なる技術に過ぎない。
誰でもその技術を学べば上手に描ける。
問題は「何を描くか?」
それは、何をどう主張し、どう表現したいか?そこに芸術性を見いだせるかは、
幼稚園の時点で分かるわけがないだろうに。
絵の才能ってなんだ?どうやって判明したんだ?
幼稚園で絵の才能なんて分かるものか?
日本では何故か、絵の教え方がいつまでたっても幼稚なままだ。
多分、そうしておいたほうが、絵を仕事にしてる人が得をするからなのかも知れない。
絵を上手に描く事は、やり方さえちゃんと教われば、誰でも身につけられる。
興味がある方は下記の本をどうぞ
脳の右側で描け
絵が描けるようになったなら。
じゃぁ何を書くか?
そこからが本当の問題です。
--------
「野球の選手になりたかったけど才能がなかった」
スポーツに関しても同様、才能で片付けるなよと。
まぁこれに関しては、ある程度才能はあると思う。
ただそれは、身体の大きさなどの身体的・物理的特性に過ぎない。
スポーツにおいては、身体が大きいほうが有利に働く、と言うだけ。
運動神経に関しては、子供の頃からどう培われてきたか、による。
ろくに身体を動かさないで来て、ハイティーンになってから急に目指しても難しいものはあるとは思うが。
それでも、頭が良いのなら、その頭をフルに使えばある程度補えることはあるはずだ。
まぁ、難しいのだろうとは思う。
テストがよく出来るというような、机上の勉強の頭の良さとはまったく違う方向に頭をつかうこと
それに気づかないと、難しいんだと思う。
脳内の運動プログラムについて興味がある方は、高岡英夫氏の「ディレクトシステム」が大変興味深かったです、ご参考までに。
コメント