先週末(2020/2/28夕刻頃~)トイレットペーパーが大量に買われ、スーパー・薬局の在庫がなくなってしまうという状況になったんだとか。 確かに、店を覗いてみたら、すっからかん(笑) 拾った画像ですが、ほんとにこんな感じで、笑ってしまいました… こういう時、外国人が大量買い占めしているなんて噂が飛びますが、外国人なんて一切見かけない近所の小さなドラッグストアですら "棚が空" の状況なので、多分買ってるのは近所の日本人なのかなと思いますが。 (過去にオイルショックの時に同じような現象が起きてますしね。)
原因は、新型コロナウイルスの影響で、インターネット(SNS)でティッシュ・トレットペーパーが品薄になるという噂が流されたからなのだとか。 ティッシュ・トイレットペーパーは中国で生産されているため、渡航禁止・営業自粛の影響で、生産が少なくなる、と。。。 ただ、これはデマだというカウンター情報もすぐに流れました。 マスクの時も同様の状況になりましたが、マスクは中国での生産が9割だとかで、実際今でも品薄状態のままですが、ティッシュ・トイレットペーパーに関しては、製造は9割以上が国内で行われているそうで、製造メーカーからも「在庫は十分です」との情報も出ている模様。
トイレットペーパーは、生産活動も平常通りですし、在庫もあります。
— 松村尚和⭐️ (@matsuhis1) March 1, 2020
買い占めはしないでください。 pic.twitter.com/z6YvBhBtv2
ただし、店に入荷する数には限度がある(運ぶトラックも当然限度がある)ので、買いたい人が殺到すれば、しばらくはすぐに品切れという状態は続くかも?という意見もあり。 それでも、本当に在庫が十分潤沢にあるのであれば1週間もすれば落ち着くのではないかと思いますが、、、 家のトイレットペーパーの在庫がもう残り少ない、と言う人は、困ったことになるかも知れませんね。 開店と同時とか、日中に買い出しに行ける人は良いですが、日中買い物などに出歩けないサラリーマンは、仕事が終わって夜、店に行ってももう在庫はなし、と言う状態になるでしょうから・・・
しかし、東日本大震災の時も秩序を守っていたと賞賛された日本人が、トイレットペーパーになるとなぜ目の色を変えてしまうのか?(笑) トイレットペーパーと同時に生理用品などもなくなっているとか。 下関係の必需品がなくなると、困りますからね。 思うに、日本人てキレイ好きなんじゃないですかね? 衛生面で、汚いのは耐えられない!となるのかも・・・(^^;)
ところで、このデマを流した張本人と言われる人物の情報がネット上に晒され、辛辣に批判されているようです。 この人物、ネットで特定され、名前・住所・出身校・婚歴・趣味・職業・職歴・電話番号・ブログurl・LINE ID・携帯/PCのメールアドレスまで晒されてしまってます。 が、流石に、まずいんじゃないですかね・・・?ちょっとやりすぎな気もするのですが。。。 集団ヒステリー、集団リンチの様にも見えてしまうのですが。 名誉毀損、にはならないかも知れませんが、個人情報を世に垂れ流すって、何か罪に問われないんですかね?(個人情報保護法とか?)
それに、本当にこの人物一人、ツイート一つが原因なんでしょうか?
ちょっと情報を追ってみたのですが、このツイートからわずか半日で、九州の店で在庫がないとツイートが上がっていたようです。
アカウントを消してしまっているのでもう分かりませんが、この方、どれくらいの数のフォロワーが居たのでしょうか?
もしこのツイートだけが本当に原因なら、この方、
凄いインフルエンサー
だと思いますが…(笑)
超有名アカウントを見ていて「これは広まるだろうな」と思うツイートがあっても、広まるのにどんなに速くても一日くらいはタイムラグがあるように見えます。
それを考えると、上記の人物が原因としては、速すぎるような気がします。
上記の人物がツイートするより前から「トイレットペーパーが品薄になる」という情報は流れていたとのツイートもあり。
情報の拡散速度と影響が出た範囲を考えると、上記の人物より以前から、複数の情報源から噂が流されていたと見るべきなのかな、と思います。
転売屋と言われるような人(グループ)が「仕掛けた」可能性は否定できないかな、と。(これも推測、確証もありませんが。)
「ソイツも転売屋だ!だから晒されて叩かれるのは当然!」という意見も多かったのですが、では転売屋であるという証拠は?と訊くと、誰も答えられない。 証拠としていくつかのまとめサイトのURLを提示する人も居ますが、どれを見ても、「転売屋であるとの噂もある」とだけしか書かれていないのです。。。 件の人物が転売屋でないという証拠もないので、絶対無実だと言えるわけではありませんが。 今のところは、転売屋だという確定情報は出ていませんので、たまたま情報を知って善意の助言として書いただけ、と見えなくもない。 また直後に「想像なので本当にそうなるかどうかは分からない」とも書いていたようですし。 こうなってくると、やはり、トイレットペーパーを買い占めに行った人々と同じ、晒し上げ批判している人達もまた、パニックに陥っている、集団ヒステリーとなっているような気がするのですが、大丈夫でしょうか・・・?
確かに、デマ・風説の流布はよく有りませんが。 明らかに悪意を持って、恣意的な扇動を繰り返しているような「活動家」なら糾弾されるべきでしょうが。。。 SNSの時代、みんな気軽に呟きます。誰だって誤った発言をしてしまう事もありうるでしょう。 だからこそ、発言、情報発信には注意すべき、との意見もありますが。 善意の「予想」にすぎない警告まで責任を問われるのも少し違うかなとも思います。 明らかなデマに簡単に騙されて右往左往してしまう人々のほうが問題がなのでは?と思うのです。。。
ネットの時代になり、噂の拡散スピードは格段に速くなりました。 またそれにともない、デマや都市伝説、フェイクニュース・フェイク情報なども多数見られるようになりました。 テレビなどのメディアもネットから情報を集めて事実確認もせずに報道してしまうようになっているようです。 ニュース情報すらも「演出※」は当たり前、偏った報道の仕方で印象操作が普通に行われていると言われてます。
※通行人のインタビューとして放映しているものは、役者やADなどを使った「やらせ」である事は多いようです。 確かに、本当にインタビューして、ニュースに使えるようなコメントを集めるよりは、「こんな意見が出るだろう」と予め予想して「やらせ」で撮影してしまったほうが効率が良いでしょうからね(笑) それをテレビ業界では「やらせ」ではなく「演出」と呼ばれているとか(笑)
TV局がやらせをしまくっていることを突き止めた10の証拠
インターネットが発達したお陰でTV局の不正が明るみに出つつある。これまで、いいシーンやいいコメントを取りたいT…
インターネットが発達したお陰でTV局の不正が明るみに出つつある。これまで、いいシーンやいいコメントを取りたいT…
netgeek.biz
これだけフェイク情報が多い時代だからこそ、 情報を受け取る側がしっかりと情報の真贋を判断していく 「情報リテラシー」を身に着けていく必要がある これからは、そんな時代になるような気がします。。。 ネットのデマに踊らされて、パニックになって集団リンチを行うような事は控えないと、いずれ日本でもこのような事が起きるかも ⇒ ネットのデマを鵜呑みにして無実の人がリンチで殺される
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