『幸せになるためには4つの法則がある』という記事を読みました。
「幸せな結婚生活」の科学 研究者夫妻が導き出したシンプルな心的因子とは?
<幸せは1人でも実践できる、でもパートナーがいるほうがいい――。幸せには何が必要...…
www.newsweekjapan.jp
『ニコイチ幸福論』という本を書かれた作者の方のインタビューのようですね。
幸福に必要な4つの条件とは、ずばり結論だけ言うと(笑)
- 「やってみよう!」(自己実現と成長の因子)
- 「ありがとう!」(つながりと感謝の因子)
- 「なんとかなる!」(前向きと楽観の因子)
- 「ありのままに!」(独立と自分らしさの因子)
という事だそうです。 ※ちょっと興味があったのでこの本を買ってみようかと本屋に立ち寄ったのですが、パラパラ中をめくってみたら、上記の記事以上の内容はあまりないようで、結局買いませんでした(笑) (後半は、具体的な事例集みたいな感じになっていました。) まぁ、結論から言ってしまうと、私には全然響くものがなかったのですが(^^;) ただ、私の考える「幸福」とか「人生」というのは、人間とは何か?というような根源的な部分での考えであって、この本では、もっと具体的に「夫婦」という単位で幸福を得るためのアプローチという感じでしょうか。(根源的には同じことを言っているような気がしますしね。) 夫婦という単位で具体的に考えるというのは、自分にはない視点だなと思いました。 興味がある方は読んでみても良いかと思います。
私も、「幸福とは何か?」「人生とは何か?」ということについてはよく考えます。 それは、「人間とは何か?」という、根源的な、そして答えの出ない問に繋がってしまうので、答えはないのですけどね(笑) まぁそこまで行かずとも、もっと現実的に考えれば、わかることはあるわけで。 シンプルに考えれば、誰でもみんな、「幸せになりたい」って思いながら生きているわけです。 では、その幸せとはなにか?と考えると、少し難しくなってきますが 心理的にみれば、欲しいものが得られること、欲望が満たされると、が幸せであるとは言えるかも知れません。(そうではない幸福感というものもあるでしょうが) 例えば、食べるものがない、着るものがない、住むところがない、という状況にある人は、食べ物が欲しい、着るものが欲しい、雨風をしのげる安住の家が欲しい、それが幸せと言う事になるわけですね。 人間にとって根源的な、生存に関わる欲求ですね。 それが安定的に手に入るのが当たり前になった時、人は、別の欲求を抱き始める。 もっと大きな家に済みたい、もっとキレイな衣服が欲しい、もっと美味しいものを食べて贅沢したい。 これはまぁ、分かります、根源的な衣食住の欲求の延長上にあるというか。 でも、それらが十分に手に入ったような人でも、やはり己が身の幸せを噛み締めて生きているという人はほぼ皆無で、みな、何かしら、手に入らない不幸を嘆いているように見えるのですよね。
衣食住で贅沢ができるおうな環境になると、今度は社会的欲求を満たす事を求め始めます。 現代の日本人のほとんどが、みな、ソレの不足を嘆き、幸せになりたいと願っているような気がします。 自分を認めて欲しいという、自己承認欲求、自己顕示欲のようなものでしょうか。 これは、なかなか満たされません。他者と横並びでは得られない。 マウンティングなどもそうですが、ある意味、地獄のような弱肉強食的な幸福追求になってしまいがちな気がします。 それも不毛な気がしてしまいますよね。。。
結論から言うと、前にも書きましたが、人は、変化の中にしか刺激を見いだせない、ということがあるのかも知れないと思います。 ⇒ 人は比較対象がないと違いを感じられない・・・ 人は、落差がないと、違いを識別できない。 不幸な経験をすると、その境遇から抜け出した時に幸せを感じるけれど、その幸せがあって当たり前の事になってしまうと、それは空気になってしまって、また刺激が足りなくなってしまう。 自分より不幸な人が居れば自分は幸福だと認識できるが、全員が同じ境遇である時、人との差異を見つけ出し、自分の不足を探して不幸を嘆きはじめる。 どんな状態が幸せか?というか、どんな状態であっても、その状態がとどまって固定化されてしまえば、そこに幸せを感じることはなくなってしまうのではないかと思うのですよね。 先の、幸せの4条件というのも、それを踏まえた上での、自身の成長という変化に注目するとか、自分にないものを探して嘆くのではなく、自分が持っているものに着目して感謝するとか、そういう風に視点を換えていくという事を言っているのかな、と思います。 逆に言えば、幸せを感じ続けるには、あえて楽さを作り出す、ということが、「通な楽しみ方」なのかなと思ったり。 例えば、あえて空腹を味わう事で、より食べ物を美味しく感じられる、みたいな?(^^;)
30歳で年収一千万円を目指す学生に伝えたいこと
— 説教おじさん (@partyhike) 2019年5月24日
①年収が一千万円になっても幸福度はさほど上がらない
②むしろ、さらに上の年収の人達が気になり始め劣等感を抱く時すらある
③年収が一千万円でも可愛い女子大生と付き合えない
④学生時代なら時給900円でもその女子大生と付き合えるかもしれない
たとえ、年収一千万になっても、人の欲望は再現ないですから。 そういう立場になると、周囲に居るのは同じく年収1千万以上の人ばかりですからね、差別化がなくなり、幸せではなくなり、ないものを欲しがり始めるんじゃないかと思います。
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