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映画『ヒューゴの不思議な発明』あらすじ(ネタバレ注意)

エンターテイメント・アート
『ヒューゴの不思議な発明』(原題 Hugo)
2011 アメリカ
原作 	『ユゴーの不思議な発明』(ブライアン・ セルズニック)
監督  マーティン・スコセッシ
出演 エイサ・バターフィールドクロエ・グレース・モレッツ

孤児の少年が、父の残した機械人形を修理する内に、不思議な縁が広がり、やがて、かつての映画界の偉人が身近に居ることを知る事になる。彼は封印されたその人物の過去を「修理」し復活させる事ができるのか・・・?

☆ファンタジーかと思いきや、映画黎明期の実話を元にしたセンスの良いストーリー
あらすじは下へ
(ネタバレ注意)
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ストーリー

駅の時計台に隠れて住む孤児ヒューゴ・カブレは、駅構内で盗みを働きながら食い繋いでいた。

彼は父が遺した機械人形と、その修復の仕方が書かれた手帳をもとに修理することが心の支えだった。

ある日ヒューゴは、駅構内の玩具屋で人形を修理するための部品をくすねようとしたが、店主のジョルジュに捕まってしまい、手帳も取り上げられてしまう。

あきらめきれないヒューゴは、ジョルジュの後を尾け、ジョルジュの養女であるイザベルという少女と出会う。

彼の話に興味を持ったイザベルは、手帳を取り戻す協力をしてくれる事に。

翌日、もう一度玩具屋でジョルジュと対峙したヒューゴは、壊れた玩具を元通りに修理するという課題を与えられる。ヒューゴは父に仕込まれた修理の腕で課題をクリアし、玩具屋の手伝いをするようになる。

機械人形の修理は進んでいたが、最後の鍵---人形のゼンマイを巻くためのハート型の鍵---が見つからない。

ところがある日、鉄道公安官に追われる中で、イザベルがハート形の鍵をペンダントにしているのを発見する。イザベルに訳を話し、機械人形を見せる。鍵を使ってゼンマイを巻いてみる二人。動き出した人形は絵を描きはじめ、最後にジョルジュ・メリエスと署名を書いた。その名前は、イザベルの父、玩具屋の主人ジョルジュの名前であった。

絵を持ってジョルジュに会いに行く二人。しかし、ジョルジュは封印された過去を思い出したくはなかった。

追い出された二人は、駅の本屋の主人(クリストファー・リー)の助言で、図書館で映画について調べ始める。
そこで、二人はジュルジュが映画界では有名な人物であり、第一世界大戦で死亡したと書かれている事を知り、訝しんでいると、ルネ・タバール(映画アカデミー教授)=二人が観ていた映画研究の本の著者に声をかけられた。

メリエスが生きている事を伝えると驚くルネ。メリエスはルネにとって憧れの人物であったのだ。
ルネは資料室で唯一残っていたジョルジュ・メリエスの映画のフィルムと映写機を見せてくれる。
二人はメリエスに会ってみないかとルネに言う。

ルネはフィルムと映写機を持ってジョルジュの家を訪れジョルジュに面会を求めるが、てっきり話が通っているかと思いきや、イザベルとヒューゴはサプライズを意図して黙っていたため、母のジャンヌは驚き、怒り出してしまう。

ジョルジュにとって過去は苦痛なのだと、追い返そうとするジャンヌ。
ルネは大人しく出直そうとするが、最後にジャンヌに「今も変わらずお美しいですね」と声を掛ける。

そこでハッとするジャンヌ。そう、ジャンヌは女優で、父の映画にずっと出演していたのだった・・・

驚くイザベルに「大昔の話よ」と照れ笑いするジャンヌ。

「あの時のあなたに会ってみませんか?」というルネの言葉に乗ったジャンヌは、ジョルジュに気づかれないようにそっと部屋にルネを招き入れる。

上映会が終わると、部屋の後ろにジョルジュが立っていた。

「何年経っても、映写機の回る音はすぐに分かる」というジョルジュ。

ついに、封印していた過去について話しはじめるジョルジュ。

映画で一大ブームを作った彼だったが、戦争が始まり、映画は廃れてしまい、失意の内に映画を封印して、フィルムを売り払った金で玩具屋を始めたのだと。。。

博物館に寄贈した機械人形が、博物館の火事で失われた時、自分の全ての作品がこの世から失われたと語るジョルジュ。

ヒューゴは「待ってて」と言い、駅の屋根裏部屋に置いてある人形を取りに走る。

しかし、駅で公安官についに捕まってしまうヒューゴ
孤児院に送られそうになるが、必死で思いを訴えるヒューゴ

そこに、イザベルとジョルジュが現れる。「その子は私の子だ」

逃亡中に機械人形が壊れてしまったことを詫びるヒューゴ、しかし、ジョルジュは「壊れてなどいない、完璧に仕事を果たしてくれた」とヒューゴを抱きしめるのだった。

場面は代わり、大劇場「ジョルジュ・メリエスの宴」
ルネに紹介されると喝采で迎えられるメリエス
そして発掘されたメリエスの映画が上映される。

メリエスの家でパーティ、イザベルがこの物語を書いている。

「昔、一人の少年と出会った。彼は駅に住んでいた。
この少年は多くの苦難を乗り越え、父親のメッセージを見つけた。
そのメッセ―ジが彼の行く先を照らし、ホームへと導いた。」

クリストファー・リー、亡くなってしまったんですよねぇ・・・(T-T)

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