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遅れに遅れて、今更ながら観ました「思い出のマーニー」(笑)

エンターテイメント・アート
 

今更ながら、遅れに遅れて。

今頃やっと、観ました

「思い出のマーニー」(笑)

いつだったんだ、公開は・・・?

⇒2017年7月だった

ジブリアニメですが、たしか、宮崎駿・高畑勲が一切関わらずに作られた作品だったんですよね。

評価はあまり高くはなかったように記憶していますが、宮崎・高畑の名前がないことで逆にハードルが上がってしまった部分があるのでしょうね。

実際のところ、見てみた感想は・・・

面白かったです!(^^;)

静かな大人向けの童話と言う印象ですね。派手なアクションがあるわけでなく、ハラハラドキドキの冒険もなく、子供向けアニメとしては期待はずれということはあったのかも?


あらすじ(ネタバレ注意)

両親と死別し里親に育てられていた、里親や友人と良い関係を築くことができない少女・杏奈。
喘息を患っていた杏奈は、田舎の親戚の家に療養に行かされる。

その町で無人の古びた洋館をみつけた少女は、その屋敷で不思議な少女マーニーと出会う。パーティーに参加したり、婆やから逃げ出したり。マーニーと不思議な逢瀬を重ねる杏奈。

しかし、その屋敷に新たに人が引っ越してくる事となった。
引っ越してきた家の少女・さやかは、杏奈をマーニーと呼び、家に招き入れた。
綾香は家の棚の裏からマーニーの日記を見つけていたのだった。
その日記には杏奈がマーニーと体験した内容が書かれていた。
マーニーは自分が想像で生み出した人物だと杏奈は言う。しかし、名前や日記の内容が一致している事の説明がつかない。

マーニーとは何なのか疑問に思っている杏奈の前に、再びマーニーが現れる。
マーニーと森を散歩する杏奈。そこで秘密を打ち明けあう二人。
みなしごである自分の身の上を語る杏奈、婆や姉やに虐められている事を話すマーニー。
杏奈はマーニーが抱えるトラウマを聞き、それを乗り越えるために、怖い体験をしたというサイロへマーニーと共に向かう。
サイロの中で雷雨に打たれる杏奈とマーニー、しかしマーニーは杏奈を置いて去ってしまうのであった。

マーニーを探して森の中で倒れていた杏奈は、心配して探しに来たさやかに発見された。熱に浮かされる杏奈は、夢の中でマーニーと会う。そこでマーニーはさよならしなければならないと言い、許しを請う。マーニーを許す杏奈。光の中に消えていくマーニー。

杏奈を見舞いに来たさやか。さやかは破かれてなくなっていた日記のページを発見し、杏奈がサイロに居ると思って探しに行ったのだという。さやかは日記とともにみつけた絵を杏奈に見せる。絵の裏には、杏奈が海辺で出会った洋館の絵をかいていた女性の名前が書かれていた。

杏奈とさやかは絵を描いていた女性=マーニーの幼馴染だった久子に会いに行き、昔、洋館に住んでいたマーニーという少女の生涯を知ることになる。

――幼い頃から両親に放置され、使用人に虐められながら育ったマーニー。やがて成長し、幼馴染のカズヒコと結婚、一人娘(エミリ)が生まれる。しかし、その後和彦が病気で亡くなり、マーニーも体を壊してサナトリウムに入ることに。
全寮制の小学校に入れられて育ったエミリは、母親を怨んでいた。マーニーと馴染めないエミリは、やがて家出をしてしまった。
結婚し子供を産んだエミリだったが、エミリと夫は子供を残して自動車事故で亡くなってしまった。
エミリの子はマーニーが引き取って育てたが、やがてマーニーも重い病気になって亡くなってしまったのだという・・・

田舎の暮らしですっかり元気になった杏奈を養母が迎えに来る。養母は、杏奈が施設に保護されたときに握りしめていた写真を渡される。それは、あの洋館の写真、そして裏にはマーニーの名前が・・・

幼いころ、マーニーに育てられていた時の記憶が蘇ってくる杏奈
そう、杏奈はマーニーの娘エミリの残した子、マーニーの孫だったのであった・・・

養母の元に帰る事になった杏奈は、オバサンとしか呼ばなかった養母の事を初めて「母」と呼ぶのだった。
☆マーニーとの出会いは、孫を思う祖母が起こした奇跡だったのかも知れませんね。


ただ、一点だけ、個人的にちょっと驚いてしまったことが・・・

杏奈が養母に対して素直になれなかった理由、その衝撃な事実というのが、「養父母が自治体からお金を貰っている」という事実を知ってしまったからだ、という部分

以前、少し勉強する機会がありまして、事情のある子供を預かるボランティアの場合、自治体から補助金が出る事は知っていましたが、それは当たり前に思っていたので・・・

子供の視点から見たら、「お金のために預かった」という風に受け取るのですね・・・
本当の子供だったらお金なんて貰わない」そりゃそうかも知れません、
「親が欲しい」という子供の側からしたら、考えてみたら当たり前の話なのかも知れませんが

あまり深く考えたことがなく、そういう視点が自分にはなかったので、ちょっとだけ衝撃でした(^^;)

原作がイギリスの児童小説で、その中でも養育費の事はネックになっているようなので、このような子供の気持ちは世界共通なのですね・・・

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