日本のB級映画にハマっている日々 『カノジョは嘘を愛しすぎてる』
公開 | 2013年12月14日 |
監督 | 小泉徳宏 |
出演 | 佐藤健 大原櫻子 三浦翔平 窪田正孝 水田航生 浅香航大 吉沢亮 森永悠希 谷村美月 相武紗季 反町隆史 |
原作 | 青木琴美 『カノジョは嘘を愛しすぎてる』 ※Kindle版1~4巻無料 |
あらすじ
小笠原秋(佐藤健)は人気バンドのクリュードプレイ(クリプレ)の元メンバー。 プロデューサーの高樹(反町隆史)に発掘され、メジャーデビューが決まるが、レコーディングをすべてスタジオミュージシャンで録音された事を知り、デビュー前に脱退した。 脱退後もその後もクリプレの曲をすべて書いている天才作曲家であり、クリプレと共に名前だけは有名になるが謎の人物として顔出しNGを貫き、音楽をビジネスとして扱う高樹に嫌気がさしていた。 また、恋人の人気歌手・マリが実は高樹と肉体関係を持っている事を知る。 マリに別れを告げた秋は別れの曲を作曲する。 秋の口ずさんでいたその曲を聞いた通りすがりの女子高生、理子は、思わず野菜を落としてしまう。(八百屋の娘) 足元に転がってきたマッシュルームを拾った秋は「一目惚れって信じますか?」と声をかける。 秋は理子に興味などなかったのだが、「信じます、今、あなたが口ずさんでいた曲に一目惚れした。」と答える理子。秋は嘘の名前を教え、二人は付き合い始めた。 理子が街で歌っているのを偶然、プロデューサーの高樹が見かける。 高樹に誘われ、理子はあれあれよとメジャーデビューが決まるが、秋は理子だと知らずにプロデュースを断ってしまう。 クリプレの新曲発表を見学していた理子は、それがあの時、秋が口ずさんでいた曲だと気づく。 秋は理子がデビューすると聞いて、慌てて曲を書いて高樹に談判に行く。 秋が理子のために作った曲を聞いた高樹は「最高だ」と言うが「残念だ」とも言う。 実は、理子とキスしている秋の写真が週刊誌にスクープされてしまった。 記事を差し止める代わりに、マリと秋が付き合っていた頃の写真をスクープとしてトレードするしかないという高樹。秋にまだ未練があったマリは、スクープ写真が出ることを許可する代わりに、秋と理子が別れることを要求する。 秋の正体とマリとの熱愛が報じられ、理子に酷いことを言って別れる秋。 しかし、秋の事が忘れられない理子は、秋の家に足が向いてしまうが、秋の家から荷物が運び出されているのに気づく。理子は秋がどこかに言ってしまうのを止めたかったが何も言えず、ベースを盗み出して逃げる。 クリプレのボーカル・瞬(三浦翔平)にベースを盗まれたという秋。瞬は秋の部屋から未発表のでも曲が入ったCDを持ち出して、理子に聴くように言う。これに何が嘘で何が本当かすべて入っていると。 理子のデビューのステージ終了後、瞬がベースを預かってるから取りに来いと秋に電話する。 会場に行くと瞬はおらず、独り、秋のベースを弾いている理子の姿があった・・・
感想
オーディションで選ばれた現役女子高生(17歳)の大原櫻子がヒロインだが、17歳には見えない(笑) 理子のバンド仲間の一人、秋に突っかかってきた男の子が、今やスーパースターになった吉沢亮だった(誰だか分からないくらいオーラがなかった)。 男性陣が軒並みハンサム揃いなのに対し、いまひとつ可愛いとは言い難いヒロインが選ばれたのは、やはり女の子をターゲットとした少女漫画だからか。 この手の女の子向け青春ドラマは、男性陣にハンサムが多く、女性の出演者は微妙、というケースが多い。 劇中で高樹が言うセリフ 「美人が失恋の歌を歌っても嫌味に聴こえるだけだ。恋の歌なんて、微妙な奴が歌うから共感されるんだ、ブスとは言わないけど美人では絶対ない愛嬌ある顔つーかな。」 と言うシーンがあるが、痛切な皮肉になっている? 好みの問題かも知れないが、大原櫻子が、どうにも魅力がない。。。 歌声も、全然魅力があるとは思えない。 原作者も一緒に選んだらしいが、やはり美人では駄目だったのだろうか(笑) ⇒ AMAZONプライム・ビデオで配信中(プライム会員は無料)
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