NCIS 15 #18 「侵入者」ストーリー（ネタバレ注意）

原題：「DEATH FROM ABOVE」

あらすじ：NCISの屋上で爆発が起き、エアコンの修理業者の作業員が死んだ。しかし、修理業者は外部からの侵入者だった。爆発物がしかけられた可能性があるため処理班が呼ばれ、建物内から避難命令が出るが、建物のシステムが乗っ取られドアはすべて施錠され閉じ込められてしまう。侵入者の目的は何か・・・？厳重なシステムをどうやって乗っ取ったのか・・・？

MTACのシステムも制御不能になり、閉じ込められてしまうヴァンスとマクギー、スローン
しかしそこで意外な人物の仕業であることが判明する・・・

事務所にアンソニー・ディノッゾ(父)が現れ、ギブスに話を聞いて欲しいというが、屋上のトラブルで取り込み中のため、後にすると出ていった。

マクギーは、エアコン業者に事故があったことを連絡しようとしたが、そんな会社は存在しなかった。

アビーが分析したところ、屋上で死んだ作業員の所持品から起爆装置と爆発物の形跡を見出す。
作業員は指紋検索の結果、麻薬関係の前科者であることが判明した。

爆弾物が仕掛けられた可能性があるため、建物からは避難命令が出るが、所長のヴァンスはMTACに残り指揮を続行するという。

ギブスとトーレスは作業員の侵入ルートに作業着が複数残されていることから、侵入者が一人ではない事に気づく。トーレスは銃を取りに戻ろうとしたが、建物内の電源が落ち電気が消える。

MTACで館内の侵入者を探ろうとしたところ、システムがロックされ、館内の電源が落ちる。ヴァンス・マクギー・スローン、とMTACオペレータの女性は室内に閉じ込められてしまう。

証拠品の保管に手間取ったビショップとパーマーはアビーのラボに居たが、電源が落ち、扉が施錠され閉じ込められてしまう。

アビーはディノッゾと検死室に居たが、電源が落ちた扉をこじ開けて入ってきた男に銃を向けられる。

犯人はどちらか一人に仕事を手伝えと要求、アビーは拒否するが、手伝いのため白衣を着ていたディノッゾはとっさに自分をDr.マラードであると名乗り、手伝うと言う。侵入者は机の上のマラードの名札を確認し、ディノッゾを手伝いに採用、しかし、アビーに銃を向けた・・・。寄せと立ちふさがるディノッゾ・シニア・・・

MTAC内部ではマクギーが機器を改造し、犯人が連絡に使っていると思われる無線を傍受することを試みていた。
	
ラボで死んだ侵入者の資料を見ていたパーマーは、ボルティモアの麻薬王フィンチャーの名前を見つける。という事は侵入者の狙いはフィンチャーの証拠資料の可能性が高い。

なんとか事態を外に知らせるため、ビショップは扉を開けようと壁の配線を取り出してショートさせてみるが、質量分析計を破壊してしまう・・・。

事務所の机に銃を取りにもどったギブスとマクギー、しかし事務所内を侵入者の一人が銃を構えたまま彷徨っていた。トーレスは銃を取りに戻るため、一計を案じる。

清掃員に扮して事務所に入ってくるトーレス。音楽をかけながら上機嫌で踊りながら入ってくる。侵入者が銃を向け威嚇してくるが、「なんだよ捜査官は随分偉そうだな、俺には仕事があるんだよ」ととぼけて机の引き出しから銃を取り出そうとする。

しかしそこにディノッゾを連れてもう一人の侵入者が合流し、机においてあった写真を見て、トーレスが清掃員じゃなく捜査官だと見抜かれ、手錠をかけられてしまう。

侵入者はエレベータの電源を入れるよう無線で指示し、ディノッゾとトーレスを連れて証拠保管庫へ向かう。

無線を傍受していたマクギーは、侵入者が無線で「エレベータを動かせ」と命じるのを聞く。

内部からシステムを操作している者がいる？！？！

命令の出処を調べようとするマクギーだが、オペレータは「自分も全力を尽くしている」と端末を明け渡すのを嫌がるが、ヴァンスが促し渋々席を変わるオペレータ。
	
マクギーが命令を出した端末の番号を調べると・・・その番号はマクギーが今操作している端末の番号だった・・・(!)

足首に隠していた銃を取り出すオペレータを、一瞬早くスローンが飛びかかり打ちのめす。

オペレータはずっと無線をインカムで聞いており、指示に従ってシステムを操作していたのだった。。。

「最近の採用は難しい」「なぜ勤続６年を棒に振った？」とヴァンス

端末からシステムを戻そうとするマクギーだったが、しかしロックが掛かり操作不能に。
パスワードが分からないと何もできない。

外に居た対策班(REACT)もようやく侵入者が複数で、内部からロックされている状態に気づく。危険だからと隊員を撤退させてしまう指揮官。突入を訴えるリーヴスだったが、むやみに突入すれば危険が高まるだけだ、爆発物処理班が来るのを待てと言われる。

ビショップとパーマーはアビーのラボにある材料で爆弾を作り、ラボの防弾ガラスを破壊することを考え、準備を始める。

証拠保管の棚に手錠で固定されるディノッゾとトーレス

侵入者は麻薬王フィンチャーの証拠品の場所を調べるため、無線でパソコンを起動するよう無線で連絡するが応答がない。

しかたないので、証拠保管庫に火をつけるため、オイルを撒き始める。。。

事務所で机を漁っていたもう一人の侵入者を背後から襲い倒したギブス。無線を使ってREACTに突入を要請。しかし、証拠保管庫から戻ってきた侵入者に銃を向けられ、無線を机に置き手をあげる。

脱出の案内をさせられたギブスは、突入してくるREACTの隊員を避け、屋上へ犯人を連れて行った。

スローンはパスワードを聞き出そうとオペレータを尋問、「仕事に対する不満があった、おそらく２万ドルの大金を持ちかけられ、飛びついたのだろう」と指摘

オペレータは尋問に乗り、「報酬は７万５０００ドルでネットで誘われた」と自白する。人が死ぬとは思っていなかった、爆弾を使うというのも知らなかったと。そしてパスワードも「ない」という・・・・
	
解除方法を設定せずにシステムをロックしてしまった模様。。。
	
やむを得ず、ヴァンスはシステム全体の主電源を落とし、再起動を命じる。
	
「携帯電話のように単純じゃない」

と反対するスローンだったが、他に方法はない。

電源を切り、再投入、無事館内のシステムが復旧する。

屋上で、ヘリのサーチライトに目がくらんだ隙をついて侵入者を殴るギブス。
	
侵入者は銃を拾うが、隠れるギブス。

ギブスはパイプを投げ、天窓を割る。

「もう一度やってみろ」と言う侵入者に「必要ない」と答え姿を表すギブス。

侵入者がギブスに銃を向けた瞬間、階下から天窓に向かって放たれた銃弾が侵入者を倒す。

階下からヴァンスが「ギブス無事か？」と声を掛ける。

「見事だ、レオン」とギブス
「俺達のホームを守らないとな」とヴァンス。

トーレスはディノッゾの隠し持っていた器具で手錠を外し、脱出。
	
ディノッゾは慌てて、アビーを助けなきゃと検死室へ向かう。

検死室の遺体保管庫から引き出されるアビー

「酸素を使わないようにしていたら眠ってしまった」

そこに激しい爆発音が響く。

パーマーとビショップが爆弾でラボの防弾ガラスの破壊に成功したのだ。

しかし、直後にシステムが復旧、建物の電源が戻る・・・

駆けつけたヴァンスに「事件解決のためだった」と言い訳するパーマーとビショップ。

「自分は信じるが、シュート（アビー）は、何ていうかな・・・？」とヴァンス。。。

犯人によって麻薬王フィンチャーの証拠品は焼失してしまったが、麻薬による犯罪より(NCISを襲った)テロのほうが罪が重い、と話すマクギー。

ビショップはアビーに、「駆けつけたら犯人がラボを破壊した後だった」と嘘をつく。

彼女にフラれ、シャーロック探偵倶楽部を辞めたいと言うディノッゾ・シニアの話を聞くため、皆でバーに行くことに。

ギブスは一人屋上に上り、パラソルを広げ椅子に座り、Dr.マラードの新しい本の草稿の、自分について書かれている項目を読み始めるのだった・・・

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