節電セツデンと連呼されるようになり、にわかにLED電球売り場が活気づいている様子。
うちもエコなLEDに変えようかと思ったものの、いまひとつ、食指の動くような製品がない。
いかんせん、LED電球は暗い。消費電力で言えば、電球型蛍光灯が、LEDよりは高いものの結構近い数字を出している。明るさから考えればそれのほうが良いと思える。蛍光灯の欠点は、点灯した瞬間の明るさがでないのと、寿命がLEDより短い点か。
明るさという点では、LEDもようやっと電球と同等級のものが出てきたようで。
http://www.tlt.co.jp/tlt/new/lamp/hp_led/ippan_lda9.htm
これなら明るさで不満は出ないかも。しかしこれはE26型口金で、しかも昼白色のみで電球色はない。
E17の口金タイプで40Wと同等の明るさがあるものはまだ開発されていないようです。
しかしなにより、LED電球は値段がまだまだ高い!
消費電力が小さいのと寿命が長いのとを考えると、高くはないのかもしれないが・・・
気になったので計算してみた。
以下の条件で計算してみる。
※明るさは800lm以上のもの(60W白熱球クラス)値段はかなりバラつきがあるので適当に設定
白熱球 消費電力=60W 寿命=2000時間 値段=200円
電球型蛍光灯 消費電力=13W 寿命=6000時間 値段=1400円
LED電球 消費電力=9.4W 寿命=40000時間 値段=5000円
(1)値段を寿命で割ると、一時間あたりの値段が
白熱球=0.1円
蛍光灯=0.23円
LED=0.125円
(2)電気代が1kwあたり22円として、一時間あたりの消費電力が
白熱球=1.32円
蛍光灯=0.286円
LED=0.206円
結果発表、パンパパパン♪
ランニングコスト合計
※上記(1)と(2)の合計=1時間あたりのコスト
白熱球=1.42円
蛍光灯=0.516円
LED=0.331円
一日6時間使った場合は一ヶ月で
白熱球=265円
蛍光灯=96円
LED=62円
当然やっぱり、LEDが一番安いですね。
しかし、意外と蛍光灯とLEDの差は大きくはないですね。
ワット数もそれほど大きくは違わないので、蛍光灯をLEDに変えてもそれほど劇的な効果はないですね。
※ただ、蛍光灯型電球、公称値よりかなり早く切れる印象があるんですよね
LEDが実際に公称どおりの寿命があるなら、結構良い選択かも?
しかし家の中を見回してみたら、E26の口金の照明、浴室と洗面の2箇所しかなかった・・・
つづき
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