人は、社会の中で生きていれば、怪我や病気、様々なトラブルに逢います。
実は、霊的な意味での不調や問題が、そのような人生の様々なトラブルに(間接的に)影響を与えている、そのような現象は、じつは思っている以上に多いのではないかと、霊魂学を学んでから思うようになりました。
霊魂学(古神道)においては、自分自身の霊的身体を成長・強化しておくことで、霊的な側面でのトラブルを遠ざけておく事ができる、というのが基本です。
しかし、現代社会は非常に霊的状況も悪く、霊的なトレーニングだけでは追いつかないほど状態が悪化してしまう事が多くなってしまったようです。
怪我や病気になった時、とりあえず緊急に応急処置が必要になる事があるように、霊的なトラブルの際に、「霊術」が助けとなる事があります。
現代でも、神主さんに「お祓い」などを頼むことがありますね。それこそが神道に伝わる霊術のひとつですね。
しかし、実は、霊的に一度も鍛えたことのないような人への霊術は、あまり効果がありません。
あくまでも基本は、自分の霊的身体をまず強化しておくこと。まったくトレーニングをしたことがない人であっても、霊術を行えば一時的には効果が出ますが、結局、ズルズルと元に戻ってしまいますので虚しいということになるようです。
肉体の病気と同じです。治療や手術で病魔を取り除くことはできますが、病気になった原因を根本的に取り除かなければ、また同じ事を繰り返すだけです。
治療や手術で病気が治ったら、今度は健康的な生活を心がけ、体を鍛える事を指導されるわけです。
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