検察は有罪か無罪かを判断する機関ではないはずなのに・・・【正義のセ】

ドラマ【正義のセ】

相変わらず、酷い陳腐なストーリー

と毎回思う・・・（なら見るなって？笑）

検察という機関が必要ないんじゃないかとさえ思えてくる

検察官が「冤罪を出さない」って、無実の人は「不起訴」にするってことですよね？

それって、冤罪で逮捕された人の名誉回復はどこで行うの？って不思議に思うんですが・・・

誤認逮捕によって受けた被害・損害は「不起訴」だと何も補償されないんですよね？

「不起訴処分」ってのは、「誰も責任を取らない処理」ってことなんじゃ・・・。

報道されるようなニュースならよいですが、報道もされなかったら、名誉回復も損害賠償も何もされないんですよね。

そもそも、検察は「有罪か無罪か」を判断する機関ではないですよね。

その判断ができるのは裁判官だけのはず。

仮に、冤罪で起訴してしまったとしても、最終的にそれが冤罪かどうかを判断するのは裁判官にしかできないわけで。

「冤罪だと分かったから起訴を取り下げます」ってやってしまったら、それはつまり、ミスを揉み消してるだけじゃ・・・

冤罪だったら、正式に裁判にして「無罪求刑」すべきだと思うんですよね。そして無罪判決を出してもらって、名誉回復と補償をすべきでしょう。（補償もそれも税金からですが）

間違いがあったら「不起訴」じゃぁ、検察の仕事って何なのか、不思議になってきます。

※あくまでこのドラマのストーリーでの話であって、実際の運用とは少し違うんじゃないかと思いますが。原作は阿川佐和子さんだとか？

99.9%は日本の司法の問題点をリアルに描き出していたと思いますが、このドラマはなんだかピント外れな部分がある気がしてしまいますね。。。

こちらは、ドラマではなくリアルな話

やっぱり

不起訴＝誰も責任をとらない処理

に見えてしまう。。。

結局、与党及び首相に対する批判、そして財務省への批判が「的外れ」であったというのが証明された形。

当然、その事で首相も政府も誰も責任を取る必要はないけれど。

延々その問題を追求して、長期間国会を空転させ続けた（現在も続けている）野党も、誰も責任を取らないわけで。

与野党双方について、ちょうどよい落とし所で幕を引かれた感も。。。