お品書き
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糸/弦の糸掛けへの一番簡単な結び方(8の字結び)

三線(糸掛け/音緒)
各種の楽器で、弦をテールピースとか糸掛けとか音緒とかへの結び方って色々ありますよね。

でもこれが、実際に結んでみると意外と難しい事が多い(笑)

たとえば三線の場合、検索すると、糸掛への絃の結び方の解説がたくさん出てきます。
それだけ、質問する人が多いのだと思います。

※ギターの場合、検索しても結果はそれほど多くはない印象。たぶん、ギターの場合はクラシックギター以外はボールエンドタイプが主流だからですよね。

ウクレレの場合はボールエンドはほぼないので、やっぱりブリッジ(大抵はテールピース一体型です)の穴に縛り付ける事になります。
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で、私の場合は、急いでる時、面倒な時、適当で良い時、は、なんでも「8の字結び」にしちゃいます。

いわゆる8の字結び、説明する必要はあまりないですよね
こういうやつ↓
msg_8a.jpg

簡単、即効でオールマイティー、とにかく便利!

邪道っちゃぁ邪道なんでしょうが(笑)

ギターでも、ウクレレでも、もちろん三線/三味線でも大丈夫!
大抵の場合、簡単にしっかり結べちゃいます。

たぶん、スチール弦でも行けます・・・やったことないけど(笑)

※というかギターやウクレレの場合は8の字結びは正しい結び方に近いですよね


欠点は、三線や三味線に使うと、見た目がちょっと美しくないこと・・・?(笑)


ちなみに、

三線だとこんな感じに結ぶよう推奨されていますね
msb_sansin.jpg
シンプルで簡単そうに見えるんですが、やってみると意外と難しい。

新品の弦は巻き癖がついていて丸まってしまうし、細い弦だと柔らかいので、まだなんとかなりますが、太い弦は固く弾力も強く、油断するとすぐに解けてしまいます。

色々試してみたら、持ち手の位置にコツがあるようですが、初心者の方は手こずるんじゃないかと思います。


三味線の音緒の場合はこんな感じ
msb_neo.jpg
(同じような楽器なのに三線とは糸掛けも結び方も違うのが面白い)
三味線の音緒はかなり太くしっかりした紐で、それに柔らかい絹の糸を巻くので、その組み合わせだと、たしかにこの結び方でしっくり来ますし、それほど難しくありません。

※柔らかい紐で作った自作音緒では、硬いテトロン弦やナイロン弦とは相性がちょっと悪いようで、違う結び方を研究中・・・(*_*)


8の字結びの場合、具体的にどうするかというと

テールピースや糸掛けの穴に普通に通して結ぶだけです
msg_8b.jpg

締め込むと↓
msg_8c.jpg


私も、余裕がある時はできるだけ正しい結び方(?)をにしてます、そのほうが美しいですし。
8の字結びで縛っちゃうと、特に三味線や三線では、見た目がちょっと美しくないので・・・(笑)

でも、ライブの直前に弦が切れたりしたら、落ち着いて結べないこともあるでしょうしね。
頑丈なので、途中で緩んでしまうのを防ぐ効果もある、と思う。
(※新しい弦は伸びますので、張った直後はどんどん音程が下がっていきますので注意。玄人の方は一度張って伸ばしきった弦を予備に持っているそうですね。)

急いでるのにうまく結べなくてイラッとしたときの緊急避難的には、使えます。。。


⇒ 宮古島式へ続く

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