SSDが登場した頃、寿命が短いという不安を指摘されておりまして。 それを知って、やっぱり磁気ディスク方式のHDDのほうがよいだろうと思っておりましたが 最近のSSDは、もう磁気式HDDと同じかそれ以上の寿命が確保できるようになっているのだとか? SSD(NANDメモリ)は構造上、書きを行う回数に上限があり、一定回数書き込みが行われるとそのセクターは壊れて使用不能になってしまう、という話でした。 それをカバーするために、SSDの中では、使用限界が来る前に一定回数書き込みが行われたセクターを使用不可にして、使われていないセクターに置き換えるという処理をしているのだとか。 それでは、実際のところSSDの寿命はどれくらいなのか検索してみたら、だいたい読み書きのデータ量が600TBくらいに設定されているものが多いらしいですね。 実際にSSDの寿命をテストした結果でも、600TBを超えたあたりから、徐々にエラーが発生してくるようになるという結果だったとか。 600TBって少ないんじゃないの?どれくらい? ⇒単純計算で、毎日300GBの書き込みを行っても5年以上の計算ですね。 実際にはそんなに使わない日もあるでしょうから、もっと長いかも知れません。もちろん、ハードに使われるものならもっと短くなるでしょうが。
SSDが良いなと思ったのは、寿命が目で見える事。 「CrystalDiskInfo」でNANDメモリの書き込みの量が見えるので、これが600TBになったら交換すれば良いというわけですね。 上記の例では、総書込量が316GB、その下にある使用時間が445時間となっていますので、単純計算で、一時間当たりの書込量が約0.7GB、600TB使い切るのに100年掛かる計算に・・・(!) ちなみにこのSSDは購入してから約40日程度使用しております。(もちろん、夜間休日は停止されています。) 電源投入回数が63回ですから、まぁ一日一回電源を入れたとしても63日ということになりますので、まぁそんなものでしょう。 仮に40日だったとして、その総書込量が316GBですから、単純計算で213年使える事に。。。 まぁ本当にそれだけの間故障しないで使い続けられるのか分かりませんが その前に他のハードウェアが壊れるでしょうし、時代とともに規格・性能がUPしていきますから、そんなに長い間使い続けることは不可能でしょうね。 逆に言えば、周辺機器が壊れる/規格が廃止になるまでは壊れない程度の寿命は確保されているということに。 時々総書込量をチェックしていれば、寿命がどれだけ近づいているか分かりますしね。 磁気式HDDは、いつ故障するかまったく予想がつきませんでしたので、一年で壊れるものもあれば、10年壊れないものもあり。それにくらべると、可動部品がなくなって故障しにくくなり、かつデータとして寿命が見えやすい、しかも速度がHDDにくらべて圧倒的に速い、となると、これからはシステムドライブはSSDが当たり前になりますね。 大量のデータを保存するストレージはまだまだ価格的に磁気式HDDのほうが主流となりそうですが、データの保管用はUSB外付けHDDにして、システムはSSDに入替えも良いかも知れませんね、今はSSDもかなり安くなっておりますので。 HDDの挙動が怪しい、寿命かな?と思う人は交換しても良いかも知れませんよ、速度が体感ではっきり分かるほど劇的に向上しますので。。。
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