健康診断で、クレアチニン値の数値が少し悪化してきていました。
何の数値かと思ったら、腎臓の健康状態を表すようですね。
「健康ヲタク」というような生活を送ってきた自分でも、加齢とともに内臓の機能は衰えていくのだと知り、少々ショックを受けました。
※まだ問題はありません、健康な数値の範囲内ですが。
経過観察してみても、やはり、確実に数値が悪化していってるのが分かったので、このまま劣化を続けるとどうなるかと考えると・・・
いつかは透析を受けなければいけないようになるかも?と、少し怖くなりますね。。。
そこで思い出すのが、長谷川豊氏・・・
先日、大阪から衆院選に出馬して落選したと聞きましたが、さもあらんと思いました。
出馬直後から、やっぱり言われてましたからね。
「透析患者は死ね」
と言った人間、て。。。
※2016年9月長谷川豊氏は自身のブログにて
『自業自得の人工透析患者なんて、全員実費負担にさせよ!無理だと泣くならそのまま殺せ!今のシステムは日本を亡ぼすだけだ!!』
と言う記事を公開
その後、大炎上し、出演していた全ての番組から降板させられる事態に。
"社会保険制度の見直し"を訴えただけ、『透析患者に死ねなんて書いたつもりはない』と本人はツイッタで弁明していますが、「死ねじゃなくて"殺せ"って言ったんだよね」とさらにバッシングを受けてしまいます。
多分、一生、言われ続けるでしょうね
これを、払拭する事は、はたしてできるだろうか・・・
やはり、言ってはいけない言葉だった。
「不摂生をした結果の自業自得の透析患者は」と言う意味だったようですが、おそらく大部分の人が、自業自得の不摂生の結果、ではなかったと思うのです。
「健康に気を使わず、不摂生な生活をして病気になった者は全員"自業自得"である」というのはとんでもない暴論でしょう。
風邪を引いて「日頃の健康管理が悪い!」と断罪されるようなもの。
医者にそう言われれば、ある意味反省すべき点はあるだろうとは思いますが、どう気をつけたって、なるときはなりますから。(それは医者だってわかっている。)それを「自業自得」と言うのはやはり横暴すぎる。。。
「自業自得の透析患者は死ね」その言葉が自分や家族に向けられているとリアルに実感する状況にある人にはショックな発言となる、その想像力が欠如していたのですね。
(想像力の欠如から来る配慮不足は、他人事ではない、誰しも気をつけなければいけないことだと思いますが。)
私も、身内に透析患者がいましたので・・・(既に故人)。
その人間が、医者の言う事も聞かず、不摂生な生活を続けていた、とは思えないのですよね・・・
本人は病院に通い続け透析を受け続けないと生きていけない身体になったことでショックを受けていました。おそらく死ぬことも考えたと思います。
私も自分の健康診断の数値の意味を知った時、「自業自得の透析患者は死ね」という長谷川氏の言葉が脳裏に浮かびました。
そして自問してしまいました。
「自分も、自業自得だったんだろうか・・・?」
「そういう人に向けて言った言葉ではない」「大部分の患者はそうでない」というのなら、それが分かるように書くべきでしたね。
そういう意味じゃなかったにしても、失言から、一生ついてまわる悪評になってしまう場合もある。
そう考えると、言葉には気をつけようと思います。
ただ、長谷川氏は、その後も「間違ったことは書いていない。」と綴っているので
長谷川豊『なんでこの見出しになるかなぁ…』
僕は今でも間違った内容を書いたつもりはないです。
何が問題であるのか理解できていないのかな?とは思います(・・;)
ちょっと無神経な文章に感じられますね。何か、空気が読めていないというか・・・
これでは、一生言われても仕方がないかも知れませんね。。。
彼もやがて歳をとれば、老化していきます。もしかしたら、腎臓を悪くして人工透析が必要な身体になる時が来るかも知れない。
その時に、必ず、このときの言葉を蒸し返され、囁かれるのは避けられないでしょう。。。
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