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どうして地球には夏と冬があるのか?(公転軌道が楕円だからと聞いた気がしたのですが・・・?)

科学・技術・文化・教育雑学・その他
地球に夏と冬があるのは「地球の公転が楕円軌道なので、太陽から遠ざかる時期が冬、近づく時期が夏」という説明をどこかで聞いた気がしたのですが・・・

でも、北半球と南半球で季節が逆転ていしる(北半球が冬の時、南半球は夏)と知りまして

それじゃぁ楕円軌道説はおかしいやん?と思い、検索してみました。

結論としては、夏と冬があるのは自転軸の傾きのせいのようですね。



地球の自転軸は公転軸に対して約23.5度傾いているのだそうで、その傾きの分、一年の間の時期によって北半球と南半球の太陽までの距離が近くなったり遠くなったりするわけですね。。。

しかし、地球の公転軌道が楕円であるというのも、間違っているわけではないようです。

コレに関してちょっと面白い事に気が付きました。

地球の公転軌道の中で、太陽と最も近くなる点を近日点、最も遠くなる点を遠日点というのだそうですが

この遠日点に近い付近で、北半球は夏になり、近日点に一番近いあたりで冬になる(南半球はその逆)となっていること・・・



太陽からの距離が近いか遠いかというのは、地球の気温にとってかなり大きな影響がありそうに思えるのですが、それよりも角度による影響のほうが大きいということなのか?

楕円と言っても実はかなり真円に近い軌道で、遠日点と近日点の距離の差は大したことないのか?と思ったのですが、数値的には楕円軌道の遠日点と近日点の差は、自転軸の傾きにより距離の差より桁違いに大きいようです。

つまり、自転軸の傾きによって季節が生じているが、それは太陽からの距離が変わるから、と言う理由ではないらしい。

(よく考えたら、熱を遮るものがなにもない真空状態なので、距離が遠ざかることによる熱の減少量は、空気中に比べたらはるかに小さいはずですね。)

どうやら、太陽光を受ける面の角度の影響が最も大きいようです。

太陽光に、真正面から当たっている面と、斜めに角度をつけて当たっている面とでは、熱の受け方が大幅に違う、と言う事でFAですかね?




地球の自転軸が傾いているため、太陽との位置関係で地域によって気温の変化が生じることになる



いずれにしても、赤道近辺の国は、夏でも冬でも熱いままってことですね(^^;)

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