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映画「てぃだかんかん〜海とサンゴと小さな奇跡〜」ストーリー(ネタバレ注意)

エンターテイメント・アート


映画「てぃだかんかん〜海とサンゴと小さな奇跡〜」2010

◇出演: 岡村隆史 松雪泰子 吉沢悠 伊藤明賢 赤堀雅秋 國村隼 渡部篤郎(特別出演) 原田美枝子 児玉絹世 金城琉斗(子役) 比嘉奈菜子(子役)
世界で初めて人工による養殖サンゴの移植と産卵に成功した金城浩二の自伝『てぃだかんかん -海とサンゴと小さな奇跡-』に基づき制作された
あらすじは下へ(ネタバレ注意) ↓↓↓ ↓↓↓
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金城健司は幼なじみのユーリ(松雪泰子)との結婚を決意し故郷である沖縄に帰ってきた。しかし「この子は欠陥品だ!」と健司の母は大反対。健司は子供のころから海の生き物にしか興味がなく、仕事も中途半端で何一つ長続きしない。借金もある。「半人前が。結婚するなら借金返して仕事を見つけてからだろ!!」

健司はケンスケの倉庫を借り、自分が大好きだったサンゴを水槽で育てて、客に見せるバーをオープンし、これが大成功し、ユーリと結婚。

店の水槽で育てていたサンゴは大きく育っており、健司も子供にも恵まれる。

ある日、ケンスケのダイビング教室を手伝って海に潜っていた時に健司は白く死滅したサンゴを見てしまう。
子どもたちに、浜辺で、昔はもっと海がキレイだった、サンゴもたくさんいたと話す健司。

借金も完済、4号店をオープンするまでになった時、健司は「店を全部やめて、サンゴの養殖を始める」と言い出す。「ナミーやフウタが大人になったときにキレイになったサンゴを見せてやりたいのよ」

さっそく店の水槽を改造し、サンゴの養殖の研究を始める健司。蚊取りマットの成分のせいでサンゴに悪影響が出たことから、海にないものは使わないと決心する健司。サンゴを海底に定着させるため、ボンドを使うという案もあったが、海に優しい方法にしたいと、ナーベラ(ヘチマ)を使うことを思いつく。 ナーベラを使って海底にサンゴを移植することに成功。しかし、海に勝手にサンゴを植える事を役所の人間に咎められてしまう。海は全て使用する権利を持っている漁協組合が決まっており、その許可を得なければならない。
ならばと組合長に直談判する健司だが、けんもほろろに断られてしまう。 「海人なら海の心配せぇ!サンゴがこうなったのはあんたら海人のせいもあるんじゃないですか?」と説教して殴られてしまうのだった。
しかし、諦めずに潜ってサンゴを植える健司は、漁師に見つかり組合長の前に引っ立てられてくる。しかし、意外にも組合長は健司に「面白そうじゃないか」と言い協力してくれる事になった。
漁師たちの協力を得て、サンゴの移植が行われ、それが新聞に取り上げられた事で、スポンサーが名乗りを上げ始める。助成金も降りる可能性が出てきたが、正式に許可が降りるためには、学会で専門家のお墨付きが必要だと言われる。 琉球大学の准教授・緑川(渡部篤郎)に海洋生物シンポジウムで研究成果を発表する事を勧められるが、専門用語の質問が分からず、「データがないアマチュアが手を出すべきじゃない」と笑いものにされてしまう。 学会などもう来ないと言う健司に、サンゴが産卵することが確認されれば、学者たちも認めざるを得ないと説得する緑川教授。しかし、学会での出来事が報道されて、スポンサーも全て降りてしまう。
そこに、東京の不動産屋という男が現れ、金を出すから好きにやれと言う。ちょっと話がうますぎるが、舞い上がってしまった健司はその男を信じ大型水槽の建設工事に着手するが、その男と連絡がとれなくなってしまう。結局、そのまま金も振り込まれず、工事業者に支払いができなくなってしまうのだった・・・
そんな中、ユーリが熱を出して倒れてしまうが、医者にもかからず我慢していた。またユーリが自分の母親にお金をもらっているところタモツに見られてしまう。
そこに、海洋埋め立て工事に協力する事で、行政から10億円が出るという話が入ってくる。 開発のせいでサンゴがなくなったのに、と迷う健司。タモツは学会で馬鹿にされたり詐欺に騙されて笑われている健司をみたくないと言う。子どもたちは、海をキレイにして貧乏な父ちゃんより、お腹いっぱいご飯を食べたいと言われる。
しかし、その事を聞いた漁協の組合長に「ユーリの気持ちを考えろ!」とぶっ飛ばされる健司。実は、組合長が協力してくれる気になったのは、ユーリが頭を下げ続け頼み込んでくれたからだったのだった。
しかし断ると言えば今度は行政側に詰られる。ユーリが実家からお金をもらっていた事、子どもたちにお菓子ひとつ買ってあげられない事を指摘される。
とうとう健司はユーリに行政の提案を受け入れると話す。 しかし、それを聞いて激怒し、健司を殴るユーリ。どれだけたくさんの人が健司の夢を信じて協力してくれたと思っているのか?タモツも新聞社に掛け合ってくれた、ケイスケもダイバー組合を説得してくれた、マサトも漁師たちを説得してくれた、組合長も学会から否定されても批判を突っぱねて海を使わせ続けてくれた。 金が欲しいんだったら最初から結婚などしていない、そんな中途半端な事をするなら最初からサンゴ養殖などするな!子供たちも「海をキレイにしてるお父さんが好き!プレゼントなんかいらない!」と言う。
行政の事業への協力を断った健司は、僅かに残った仲間たちと、サンゴの養殖を続ける。しかし、そこに、ケイスケがたくさんのダイバーたちを連れて協力にやってくる。「ダイバーは話せば分かってくれる、キレイな海に潜りたくないダイバーなんて居ないからな!」「海人もいるぞ!」組合長が漁師たちを連れて来てくれた。 行政側と揉めたことで気まずくなってしまったタモツも来てくれた。
そして一年後の夏。 ついにサンゴの産卵を確認することができた。 海中に大量に放出されるサンゴの卵を観て、これが人魚の伝説だったんだと呟くユーリ。
エコロジー大賞受賞式で挨拶する金城健司 子供の頃、オジイや母に「昔の海はもっときれいだった」と言われた。 自分も子供たちに「昔の海はもっときれいだった」と言った。 孫達には、「昔はもっとサンゴも少なかったんだよ」と絶対に言いたいと思います。
公園でユーリにひたすらありがとうと言い続ける健司。
浜辺、幼いユーリと健司。「いつか必ずユーリに人魚をみせてあげるよ!」走っていく二人・・・(エンドロール)

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