海外のセレブの間では養子をとって育てるのは普通の事だそうですが 日本では、養子(里子)はほとんど成立しないのだとか。 身近に子供ができない夫婦がいて、少し話を聞いたことがありますが 日本の場合は、たとえ養護施設に保護されている子供たちが何百人居ようとも、そのうち養子に出されるのはほんの僅かなのだそうで。 なぜかというと、育児放棄しておきながら、ほとんどの親が親権は絶対に手放さないのだとか・・・ 育児する気がないくせに、手放すのは嫌という、なんてわがままな・・・と思いますが。 養育家庭に保護されそこで育った子供の場合は、18歳になって、自分で選択できる年齢になってから、正式に養育家庭の両親と養子縁組を選択するケースも多いのだとか。 また、日本の場合、両親が例えば不慮の事故でなくなった場合などでも、「親戚が育てるのが当然」と言う感覚があり、「養子に出すなんて冷たい」という考えの人が多いので、養子縁組には出してくれないのだとか。 例えば、東日本大震災のあと、気の毒にも両親を亡くした子供がたくさん出てしまったそうですが、全国の児童相談所が受け入れ体制を整えて待っていたのにも関わらず、養子に出された人数は、なんと、ゼロだったそうです。みな、親戚に引き取られたのだとか・・・
しかし、実の親や親戚なのに、虐待や育児放棄をする親が多いのも事実なようで・・・
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虐待やネグレクトをするくらいなら、子供が欲しくて、子供を本当に大切に育ててくれる里親希望の夫婦はたくさん居るのだから、養子になったほうがよほど幸せに育てられると思うのですが・・ いわゆる毒親に虐待を受けて育ったような子供場合は、大人になってから実の親とはスッパリ縁を切るケースは多いそうですが・・・ しかし、人間というのは不思議なもので、幼い頃に養子に出されたと言う場合は、どうしても産みの親に会ってみたくなるらしいですね。 別に里親に虐待されていたというような事実もなく、愛情深く育てられて関係も良好であったとしても。 実の親が本当に酷い親で、それを聞かされていて頭では分かっていても。 (まぁ実際会ってみたら、本当に酷い親で、二度と逢わないと思う場合もあるそうですが。) 人間というのは、どうしても、「自分がどこから来たのか」を探し求めてしまうのだとか。 ただ、そんな事は、本当は誰も分からないのですけどね・・・ 親に捨てられた子供は、まず自分の親を探すところから、自分のルーツを探し始めてしまうのでしょう。 しかし、親が揃っている人間の場合は、自分のルーツを探しようもないわけで・・・ 人間はどこから来たのか?それは永遠の謎・・・ なぜ人間が作られたのか・・・? それはこの世を作った神様にでも聞いてみなければわからないことですね。。。
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