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LGBTについての素朴な疑問(性別は18種類ある?)

エンターテイメント・アート生き方・人生・人間関係時事・話題
LGBTについては、差別に当たると言われる可能性があるので、なるべく言及を避けるという人が多いと思います。

どうしても、よく理解できていない部分があり、差別の意識はなくても、ついうっかりした発言が「それは差別だ」などと言われても困るからですね。

そう・・・、理解できない部分があるわけで、あえて、その素朴な疑問を考えてみました。

※知らないが故の素朴な疑問であり、差別等の意識はない事をご理解頂ければと思います。

日本でも、いくつかの自治体で、同性婚に相当する手続きを認める条例ができたところがあるようですね。

別に書類上の登録にこだわる必要ないのでは?と思う人もいるかも知れませんが、実は、このような法的な手続をしておかないと、現実の問題として困ったことが起きるのだそうで。

これは同性婚の問題だけではなく、事実婚の状態などでも同じで、内縁の妻などと言う言い方をしますが、同棲しているカップルの片方が急病や事故などで緊急入院、手術が必要となった時に、家族の同意書にサインが必要になりますが、内縁の間柄の人間は法律上は他人でしかないので、サイン等しても認められないのだとか。

相続などでは内縁の関係も認められるといいますが、それを証明するのは結構大変な事らしいですね。結婚していれば、法律的には自動的に家族扱いとなりますので、色々な手続きの際に余計な苦労がないわけです。

そのような関係を公的に証明する書類がキチンとあれば良いということで、それを公的に認めてくれる自治体があれば、そういう人たちにとってはありがたい話ですね。

フジテレビ系列で深田恭子主演の「隣の家族は青い」というドラマをやっていましたが、その中でも、ゲイのカップルと、事実婚のカップルが出てきました。

隣の家族は青く見える - フジテレビ
隣の家族は青く見える - オフィシャルサイト。2018年1月スタート。 毎週木曜よる10時放送。 出演:深田 恭子 松山ケンイチ…
www.fujitv.co.jp
ドラマの中で、自治体が同性婚を認める地域だったようで、ゲイのカップルは最終的には同性婚の手続きをし、また事実婚のカップルは、何らかのアクシデントがあった時に連れ子の親権の問題や相続の問題が発生するので、事実婚状態であるという契約書のようなものを交わしておく=(最終的には婚姻届を出した?)という結末でした。 不妊治療中の夫婦や教育問題、同性愛や事実婚、子供の虐待など、今時の社会問題を全部盛り込んだような作品でしたが、とても面白いドラマでしたね。

と、ここまでは理解できるのですが・・・

先日、テレビでも少し話題になっていた、いわゆる「おネェ」系のあるタレント?さんが、性同一障害の診断を受け、性転換手術をして、正式に女性になったという話がありました。

そのタレントさんには同棲している恋人の男性が居たのだそうで。

そこでふと疑問が浮かびました。

性同一障害というのは、分かりやすく言えば、脳が女性であるのに身体が男性に生まれてしまった状態、という事ですよね?(違っていたらすみませんが)

つまり、もともとその人は女性であって、本来の女性としての肉体と法的な権利を手に入れて、正常な状態=つまり女性になった、という事なわけですが。

女性になる前から付き合っていた男性は、相手が男性である状態で付き合っているのか、女性として付き合っていたのか?それによっては、付き合っていた相手が性転換されると困る事になったりしないのか?という問題・・・

その男性が、男性で有りながら女性に興味が抱けず、男性が好き、という人だった場合・・・その状態についてもまたいろいろなケースが考えられるので難しいのですが───男性が好きな男性というのは、自分が女性として男性が好きなのか、あるいは男性のままで男性が好きなのかによって話は違ってきてしまうわけで。

自分は男性として、男性の姿形の相手が好き、というケースだった時、付き合っていた恋人の男性が、女性に変わって、外見も女性になってしまったら、女性に興味がない男性だったら・・・女性化してしまったパートナーに興味を失ってしまったりしないのでしょうか・・・?

相手の男性が、付き合っていた恋人であるその男性のタレントを、女性として認識してい、女性として付き合っていたのならハッピーエンドですが・・・そもそも、普通に女性が好きな男性は、よほど特殊な状況でもない限りは男性の恋人は作らないわけで・・・

そこで、とあるSF作品で、性別が30種類もある宇宙人の話が出てくる話があるというのを聞きました。(どこでの話だったか、何の作品だったかもう憶えていないのですが)

その宇宙人は、30種類も性別があるけれど、その中で自分の性別と生殖が可能な異性は一種類だけで、しかし外見上はその性別を識別できない(付き合ってみないとわからない)という状態なので、大変な苦労があるのだとかなんとか、そんな話だとか。(まぁそうであるなら、最初からプロフィールに性別を記載しておけばいいような気もしますが・笑)

それを聞いて、ああ、なるほど、そういうことなんだな、と理解できました。

LGBTというのは、レズビアン、ゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダーの略だそうですが、LGBTと一口で言っても、実は事はそう簡単ではないですよね。

先の事例にあげたように、男性が好きな男性だって、自分が実は女性だと思っている人と、自分が男性だけど男性が好きというタイプがいる事が予想されるわけで。4種類で済む話ではないわけですね。

つまり、性別が30種類ある宇宙人と同じで、自分の性別?に合う相手を探すのが大変だ、と言う事になるわけですね。

こんな記事がありました。

18の性別”が存在する国!? LGBT先進国の今 - TOCANA
LGBT Pride Parade San Francisco 2008 / David Yu (from Flickr, CC BY 2.0)  東京都渋谷区で全国で初となる同性カップルに対して、「結婚に相当する関係」と認める条例案が提出されたことが話題となっている。  同性婚は、世界的に見れば性…
tocana.jp
なるほど、地球でも、細かく分けると、性別は18種類もあるのですね・・・(^^;) さらにはこのような問題も・・・
性同一性障害特例法に潜む「強制不妊手術」という人権侵害
「旧優生保護法」(1948〜96年)のもと、知的障害などのある人たちに不妊手術が強制されていた問題が広く報道されています。「日本でそんな野蛮なことが起きていたなんて……」「ひどすぎる」「人権侵害以外何ものでもない…
forbesjapan.com
性同一性障害の認定には、性転換手術(不妊手術)が条件に入っているのですね。知りませんでした。 女性になりたい人が子宮の移植を受けて妊娠ができるようになるわけではないので、言われてみれば、これまた色々となんだか難しい話ですね。。。

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