NCIS 15 #21 「一歩前進」あらすじ

原題：「 One Step Forward 」

あらすじ：退役軍人である母親を殺された女性がNCISに乗り込んできて警備員を殴ってしまい逮捕された。その様子を撮影していた一般人が動画を公開し、注目を集めてしまう。女性は、家族を犠牲にしてまで20年も国のために働いた母を見殺しにするのか？と訴える。殺人事件に関しては警察の捜査は手詰まりで、未解決のまま１年が過ぎ、業を煮やしてNCISに捜査を頼みに来たのだった。ギブスは母親の無念を晴らすべく捜査を引き継ぐ。しかし、女生と母親が事件直前まで言い争っていた事が判明、しかもその時の事を女性は覚えていないという・・・

食事の帰り道、強盗に襲われるアビーとクレイ
「助けになりたい」と言うアビーにかえって激昂する犯人
そして銃声・・・・

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(ネタバレ注意)
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ストーリー

出勤途中のギブスは、入口で警備員と揉めていいる女性を見かける。ギブスが見かねて声をかけようとすると、女性は警備員を殴って逮捕されてしまう。
女性は「写真を見て欲しい、殺人の被害者だ」と訴えていた。ギブスは女性の荷物を拾い、女性が映っている写真を見た。

通行人がサラの逮捕劇を撮影しており、動画をネットに公開したため騒ぎになってしまい、ニュースに報道される騒ぎになってしまう。

逮捕された女性はサラ・カーター。母親は退役軍人であり、一年前に殺されたが、警察が捜査してくれないので、NCISに捜査して欲しいと訴えていた。家族を犠牲にしてまで20年も国のために働いた母親（メイ・カーター）を見殺しにするのか？と言うサラ。

管轄外だと渋る所長のヴァンスだったが、ギブスは同情して捜査を始める。

メイの死後に自宅は差し押さえられ、今は別の建物が建っており、現場検証はもうできない。
事件の容疑者として浮かんだフリンは、結局証拠不十分で警察も起訴できずに終わっていた。。

メイ・カーターの家の近所で強盗をは足りていたフリンに話を聞いたところ、あの日、カーターの家の中からは言い争う声が聞こえたという。
近所の住人からも、連日、メイとサラが言い争う声が聞こえていたという証言があった。

サラには借金がある事も判明。事情を聞くためサラを尋ねるも、住所にあった家の表札はカーターではなかった。
近くの路上で、車に乗ろうとしているサラと息子を発見、どこかに行こうとしているとビショップは疑うが、リーヴスはサラがホームレス状態で、車で生活していると気づくのだった。

実はサラも退役軍人であり、アフガニスタンで頭を負傷、それがもとで頭痛に悩まされており、集中力がなく、そのため働くことができず借金を作ってしまったのだった。

リーブスはボランティアでホームレス支援をしており、サラと話したいとギブスに訴える。ギブスはリーヴスに事情聴取を任せた。

サラは借金について、母親を頼るつもりはなかったのに、母親が年金で自分の借金を払ってしまい、口論になったという。

リーヴスはホームレスの女性を支援する団体を紹介するが、サラは頑なにホームレスである事を否定する。ホームレスだと分かったら息子を失うのではないかと恐れていたのだった。

警察から引き継いだ捜査資料を見てアビーは、犯人はメイを殺した後、ポケットを探っていたと推測。ポケットに内側に、入れられていた紙のインクの後が着いており、そこからメモの内容を復元する。

メモの内容は、運送会社の追跡番号であることが判明し、運送会社で番号から送り主と受取人が判明。しかし受取人は荷物を受け取っておらず、盗難届が出ていた。

最後にメイが目撃された付近のホテルの受付の男にメイの事を尋ねると男は突然走って逃亡、リーヴスとトーレスが追走するが、男は逃走中に車に轢かれて死んでしまう。男の事務所からはたくさんの違法薬物と拳銃が出てき、線条痕からメイを撃った銃であることが確認された。

ギブスはメイが違法薬物の取引に絡んでいたのではないかと疑うが、母を侮辱するなと怒るサラ。

リーブスのボランティア活動中にアビーが訪ねてくる。リーヴスはアビーにサラを説得するよう頼むが、アビーは自分はやらない、リーヴスがやるべきだと言う。相手の心を開くには、まず自分の心を開く必要がある、と。。。

家に（車に）戻ったサラは、車を漁っていた男に襲われるが、自力で撃退する。

リーヴスは、自分の母親の話をし、サラを説得する。

サラは、自分が飲んでいる頭痛の薬が届かず困っていたところ、母親が保険会社に問い合わせをしてくれると言っていたと語った。

保険会社の記録を調査したところ、保険会社のミスで、サラ以外の人の紛失した荷物の番号がすべてメイにわたされて居た事が判明。在任中、捜査官だったメイは、一人で違法薬物の密売組織に迫っていたのだった。

サラの事がテレビで特集され、その中に写り込んだ写真を見て、犯人は自分が写った写真をサラが持っている事を知り、車を襲ったのだ。サラの荷物の中にあった写真から、運送会社の人間が写っている事が判明、男は逮捕された。

リーヴスの紹介した支援ホームで楽しそうに遊ぶ息子のテオと、それを見守る母親のサラ。
サラはリーヴスに礼を言う。

その後アビーと食事に行くリーブス。
予約の取れないレストランの招待券に当選したアビーはリーブスを誘ったのだった。

食事を堪能し、店を出た二人、そこに「小銭を出せ」とお事が銃をつきつけてくる。
アビーが「力になりたい」と男に言うと、男は激昂し、発砲した・・・