ギター弾きとしては、同じギター属のウクレレに興味があるのは当然、というわけで。
一時期、ウクレレにハマっていた事があります。
ジェイクの人気が高まった時期に流行に乗っただけなんですけどね(笑)
が、最近はめっきり熱も冷めて、触る機会がなくなっていました。
何が原因かと考えたら・・・音があまり好きではないのですよね。
というか、要するに、自分の持っているウクレレがあまり良い音がするものがない、ということなんですね。
Applause(by OVATION)のソプラノウクレレはとても良い音がするのですが、ソプラノはいかんせん、小さすぎて弾きにくい(笑)
で、Applause(by OVATION)のテナーウクレレをアメリカの楽器店から購入してみたことがあったのですが。
当時は、個人輸入で余計な手数料もかかり、船便で到着までに3ヶ月くらいかかったような記憶が。
今だったら海外のAMAZONで買えるかも?と言うか、今は国内でも買えるようになったようですね。
しかし、やっと届いたそれは、ソプラノとは別物で、音がイマイチ~(泣)
いや、誤解のないように、決して悪いものではありません。
が、基本、ピエゾ・ピックアップ+アンプで音を出すもののようで。
って、エレアコのオベーションですから当たり前なんですが(^^;)
トップはブレスガチガチで固められていて、生音が小さい。
さりとて、ピエゾのペチペチした音は好かない・・・。
基本、生音で使いたかったので気に入らず、結局売っぱらってしまいました。
壁の飾りにはとても良かったのですけどね~(笑)
とはいえ、自分的には飾りにしては値段が高過ぎ。
お金持ちだったら飾っておきたい逸品ではあります(笑)
楽器は音色が命。優れた音楽家はどんな楽器でもすぐれた音楽を創りだすでしょうが、音が悪いとどんな音楽家もモチベーションが下がってしまうのもまた事実でしょう。
やっぱ、たとえ下手でも、弾いてて気持ちいくないとね!
そんな中、沖縄の「三線」はいい音がするな、と。
時々、テレビなどで見かけるたびに思っていました。
でも、同じような構造なのに、三味線の音は、何度確かめてみても、全然心の琴線に響く音はしないんですけどね。難しいもんですね(笑)
それはともかく。
ふと、思ったわけですよ、「ウクレレに三線の弦を張ったらどうだろうか?」
ではさっそく・・・
と思ったら、もともと三本弦の楽器なので、4本弦を張るには一本足りない。
ウクレレだったら6本弦セットのクラシックギターの弦を4本だけ張る手があります。
※ジェイクはフランス製のサバスの弦を使ってるとか。
クラシックギターの弦は非常にたくさんの種類がありますので、色々選べます。
(そこからまた、どんな弦が自分にあっているのかを探し求める迷宮の旅が始まるわけですが・笑)
が、そもそも三線には弦のバリエーションが少ないようで。
三線の弦は、太い方から男弦(ヲゥーヂル)・中弦(ナカヂル)・女弦(ミーヂル)と呼ぶらしい。
ショップのサイトを見てみると、太さは2号・1.5号・1号の三種類。(数字が小さいほうが太い)
マニアックに言えば弦のメーカーも種類があるのかも知れないが、三線ショップを見る限り、やはり選択肢があまりないようで、メーカー・ブランドは特に意識されてないようだ。
さて、四本張るということなので、2号の男弦・中弦・女弦の三本プラス男弦の1号を張ることになりますか。
ショップサイトをよく見てみると、どうやら奄美三線の弦というのもあるようで。
調べてみたらどうやら奄美の三線は沖縄の三線より細い弦を使ってるとか。
よし、これも試してみよう。
ということで、セッカチな私は通販で届くのを待てずに、近くに三線の店はないか調べる。
三味線の店ならいくつかある。三線のパーツも三味線扱ってる店ならあることもあるようですが、せっかくなので三線の専門店を覗いてみたかったので、やや遠方の町にある沖縄三線専門店まで散策がてらに出かけてきました。
とりあえず、奄美三線の弦3本プラス、沖縄三線用男弦(太さは忘れた・笑)を愛用の安物ウクレレに張ってみた。
結果
おお、良い!
しょぼかったウクレレの音が、蘇り、気持よく弾きまくってしまいました。
しかし、弦の違いで音が違う、となると、また色々な弦を試してみたくなり、再び迷宮の旅が始まりますな・・・orz
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