モスバーガーコリアにおいて、「ご安心下さい。モスバーガーコリアは日本産食材を使用していません」という表示されていたのをツイッターで晒されて、モスバーガーが日本国内で炎上した。 きっかけとなったのはこのツイート
今年の夏、韓国で見た風景。
— 崔碩栄 (@Che_SYoung) 2018年10月6日
「ご安心下さい。モスバーガーコリアは日本産食材を使用していません」
これは未だに韓国では「日本産=放射能の危険」という偏見があることを意味する。広げたのは韓国メディア。韓国メディアが情報源にしてるのは日本の市民団体、日本メディア。 pic.twitter.com/PbvwA9GIzE
そしてとうとう、日本のモスバーガーが謝罪に追い込まれた模様
この度は、韓国国内のモスバーガーにおいて誤解を招く表現があり、誠に申し訳ございませんでした。また、ご報告が遅くなりましたこと、重ねてお詫び申し上げます。
— モスバーガー (@mos_burger) 2018年10月12日
モスフードサービスより本件に関する経緯をこちらよりご報告させていただきます。https://t.co/IqEVY0qOuX
ただ、この件は、私はちょっとだけモスバーガーに同情する部分もあるのですよね。 だって、他国に店を出して、その国の人々のニーズにあった商品を売っただけの話ですよね? 仮に、韓国人が日本産の食材を嫌っているというのが事実であったとしても。別にモスバーガーが「日本産の食材は汚れているから食べないほうがいい」と扇動していたわけでもなし。 韓国人に日本産の食材が嫌われているのは、別にモスバーガーのせいではない。 その理由が理不尽であったにせよ、食べたくないという人が多いならば、その国で商売をするには、その食材を出さないようにしよう、というだけの話でしょう。
そもそも、どうやらこのような文言の注意書きを入れざるを得なかったのは、「モスバーガーは輸入が禁じられている日本産の食材を使っている」というデマが蔓延したため、その対策ということらしいですね。
発端のツイートをした人も、モスバーガーを責めているのではなく、デマを流している韓国メディアやそれに協力している日本の団体を批判しているようにも読めます。これでメディアや政府の対応を批判するのではなく、モスバーガーを攻撃するのは、ちょっと短絡すぎやしないかと思いますね。。。 イスラム教徒が豚肉を食べない、というのに日本人が文句言う必要はない、他国の文化なのだから、その国の文化・風習を尊重するだけのこと。そのような国に店を出そうとしたら、当然、豚肉は出さないだけの話では? 食文化というのは国によって様々なで、韓国が犬を食べるのを批判する必要はないし(処理の仕方に問題があるのは指摘してもよいが)、「日本人はクジラを食べる、けしからん」と言われる筋合いがないのと同じ次元の話な気が。
ただ、同情する部分はある、というだけで、全面擁護する気にはなれないですが。 日本の食材が韓国で輸入禁止にされているとしたら、それはモスバーガーのせいではないが、ならば「輸入禁止の食材は使っていません」と書くべきであって、わざわざ日本産は使っていませんと書く必要はないわけで。 それ以前に、そもそも韓国に店を出したことは褒められた話だとは思えないわけで。 自分たちを嫌っている国へさえも平気で店を出す、金が儲かればなんでもいいという姿勢は、あまり好ましいとは思えないのも事実。 そのような姿勢は、日本のモスバーガーが使っている食材も、安全でないものであっても儲かるなら平気で使うという姿勢につながらないか?という一抹の不安が過るわけで。。。(まぁないとは思いますが)
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