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「スタンフォード監獄実験」は“世紀のイカサマ”だった!

生き方・人生・人間関係科学・技術・文化・教育
有名な「スタンフォード監獄実験※」が、実は注目を集めるためのインチキであった事が判明したという、驚くべき発表がありました。
「スタンフォード監獄実験」は“世紀のイカサマ”だった!?
世界的に有名な心理学実験の「巨大なウソ」…
courrier.jp
※スタンフォード監獄実験とは
複数の被験者を「囚人」と「看守」に分けて生活させる実験 被験者たちはその役割を演じていただけのはずなのですが、どんどんその役割に沿った行動を取るようになり、看守はより横暴・暴力的に囚人を扱うようになっていき、最後は制御不能になって実験は中止せざるをえなかった。
「人間は、そのような「役割」を与えられると、暴力的になるものだ」ということで、多くの論文にも引用されてきた、大変有名な実験なのですが・・・

フランスの社会学者で、作家・映画製作の経験もあるル・テクシエは、ジンバルドーの講演を見て、この実験を題材にして映画を作ろうと思い、情報を収集し始めた。

最初は何の疑念も抱いていなかったル・テクシエだったが、調査を進めるうちに、この実験がとんでもないフェイクであったことを知ってしまったという・・・

この実験を発表したジンバルドー教授は、現代では「心理学の権威」として知られますが

実は彼はこの実験だけで名声を確立した「一発屋」の研究者だった?!

被験者達は、狙ったとおりの実験結果を得るため、どのように振る舞うかを指示されていた。

『米国の刑務所の環境を変えるため、刑務所がいかにひどいところなのかをメディアで伝えるため』のビデオ製作だと言われていた

看守役の被験者は、暴力的に行動すれば、「それが社会のためになる」と言われていた

看守には囚人を苛めるように指示が出ていたが、そうした指示は報告書には伏せられていた。

囚人に対して優しい人は叱責され、暴力的な人が褒められた。

実際の実験では、このような指示に反発した看守が複数いたが、それも伏せられていた。

すべてシナリオ有りき、結論有りきの、実験ではなくプロモーションビデオ製作のようなものだったわけですね。

「制御不能になり、2週間で実験を終了せざるを得なかった」というところまで含めて、注目を集めるための衝撃的な演出だったのだとか。。。

なぜジンバルドーはこのような事をしたのか?

それは、先に有名になった元同級生の心理学者ミルグラムをライバル視し、対抗心からやってしまった・・・?(*_*)
ミルグラム実験
被験者は「教師」役と「生徒」に分かれて別の部屋に入る。「生徒」は出題される問題に答えるが、間違える度に罰として電流が流されるようになっており、「教師」は間違えたときに「罰」を生徒に与えるよう指示される。 (※実は生徒役はグルであり、電流を流される演技をしているだけであった。) 被験者はいつでも実験を拒否できたが、全体の3分の2の人間が「生徒」に電流を流し続けることを受け入れた。(なかには人が死んでもおかしくない強さの電流を流した者もいたという。)
この実験はフェイクではなく、その後なんども別の研究者によって再実験され、同様の結果が得られている。

ところで、この実験が過激過ぎるとミルグラムは大学を首になってしまったのだそうで。

しかし、インチキの発表をしたジンバルドーはその後、「権威」としてもてはやされるようになっていく・・・皮肉ですね。

ライバル心だけでなく、当時、人々は科学研究にあまり関心がなく、研究を続けるための資金に研究者達は苦労していた状況があったようですね。

資金を集めるため、人々の関心を惹きつけるセンセーショナルな要素が必要だった。

そして、実験を許可した大学側も、"スポンサー"の意向だけを気にして、実験の公平性については特に留意しなかったと。。。。

研究者が資金調達に苦しむ状況は、現代も変わっていないと聞きますので、そうなると、恣意的な結果を捏造するような行為が増えていく可能性があるのは、注意する必要があるかも知れません・・・

しかし・・・全部インチキだったとは・・・(*_*)

学者が引用しているような有名な研究・論文であっても、真に受けて鵜呑みにしてはいけないと言うことなんですね。。。

人間には、結局、何が真実なのかなんて、分からない。

人々が真実だと主張する「説」の、どれを信じるか?という話に過ぎないわけです。。。

そういう意味では、科学も宗教も同じですね。

この、ル・テクシエの発表も、実は嘘かも知れませんよ・・・?

信じるか信じないかはアナタ次第 m9(  ̄  ̄)

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