一般の人が一年間に浴びていい放射線量は1ミリシーベルトと法律で決まっているそうです。
(自然に浴びる放射線量を除く。何もしなくても普通一年で2.4mSvくらいは自然に浴びるそうです。)
胸のX線検査で浴びる量が一回0.05mSvくらいらしいので、年間で20回まで受けられると言う事ですね。
胃のX線検査では一回0.6mSvくらいなので、年間で2回受けるとオーバーしてしまいます。
この量は、一年間の量です。つまり、1mSv/年 (1mSv/y)
そして、よく報道で使われるシーベルトは、一時間あたりの量 = mSv/h
1年と1時間。比較する時はこの部分に注意が必要ですね。
1年間の許容放射線量を1ミリシーベルトとして計算してみると
1ミリシーベルト/年 = 0.114マイクロシーベルト/時 = 114ナノシーベルト/時
となります。毎時114ナノシーベルト(114nSv/h)の場所に一年間住んでいると、合計で、基準値の1mSvに成るということですね。
ってちょっと待ってください・・・
東海村の観測値が、今日一日見ていても、500~700ナノシーベルトの地点があります。
この付近に住んでいる人が居た場合、1年住むと法律で定められた基準値の4~6倍の放射線を浴びると言う事になるわけです・・・
今日は東海村周辺観測値の一番低い数値を見ても、114nSv/hを上回っています。。。
短時間居るだけなら問題はないでしょうが、しかしつまり、人が長期間住める場所ではないって事なのでは・・・?(何か計算が間違っていたら教えてください。)
東海村より福島原発に近い地域はもっと数値が高いはず。。。
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