ネコの歩いている町

東京は荒川区で、カラスや野良猫にエサやり禁止の条例が来年から施行される事に決まったとか。

状況が見えないのでなんとも言えないけれど、荒川区の野良猫たちは、どこでエサを手に入れるのだろうか・・・。条例なんて知らないネコたちは、急に他へ移住するなんてこともないだろうし。エサを求めてゴミ箱を漁ったりするケースが増えるのではなかろうか。

この話をきいただけの無責任な感想としては、なんとなく、野良猫も歩いていないような町って違和感を感じてしまう・・・。

そんな町に住みたいって感覚の人たちは、一切植物もない、動物もない、昆虫もいない、コンクリートとアスファルトだけの無機質な町に住めば満足なのだろうか？

いやまぁ別に、それで迷惑を被っている人もいるのだろうし、度が過ぎれば何事も困る事になるのは理解できるけど。本当に、実際にひどく迷惑している人がいるのであれば、それは気の毒に思うし、何か対処すべきとは思うけど。

ただ、その対処法がこれで、効果をあげるのだろうか・・・。
ごく一部の、度が過ぎた人間を取り締まるためなのかも知れないが。

野良犬は町に見なくなって久しい。

場所によっては、野良猫も駆除する地域があるそうだ。
やっぱり、歩いていてネコを見かけるような町に、私は住みたいと思う。