大塚家具、「娘勝利」でお家騒動に幕引き
⇒ [日経ビジネス]久美子社長、涙にかすむ株主との対話
結果から見れば久美子社長の圧勝、しかし支持率は60%にとどまる。
ネットの噂では、株を高く売却し売り抜けるための「筋書きありの茶番劇だったのでは?」という説も出ていたようですが・・・(笑) さて、今後どうなりますやら。
個人的には、やはり、大塚家具の創業者が行ってきた「会員制」「高価格(高級品)」というスタイルは、あまり好感が持てなかったのが、正直な所・・・・・ どうしても、貧乏人には敷居が高い印象でしたよね(^_^;) 社長が変わって会員制をやめたのは、貧乏人としては歓迎すべきところですが、その後、魅力的な店になかなかできず、迷走してしまってるような印象も。
しかし、創業者がなぜ敷居の高い体制に至ったのか(※)を知ると、なるほどと思う部分もあります。 ※良い家具を安く得る努力をした結果、同じ業種業界から不法行為ではないかと批判を浴びた(不当廉売禁止法?)ため、「会員制」の形態を取る事で「会員価格である」として批判をかわしたと言う事のようですね。
☆代理店を通さず直接取引するなど努力をして安く売っているのなら、不当廉売ではないと堂々と戦ったほうが長い目で見たら良かったのではないかと、個人的には思ってしまうのですが。(浅はかかも知れませんが。)
まぁいろいろ事情もあったでしょうし、大変なエネルギーが必要でしょうしね。
大変売上を伸ばした事もあったようですので、その時の時勢・状況では、会員制という逃げ方は、ある意味正解であったという事でしょうか。
経営方針としては、「質の高い良い物を、(その品質のモノとしては)安く売る」という事でしょうか。 なるほど、久美子社長が、IKEYAなどの安売り家具店を意識して、会員制をやめ安売り家具店に寄って行ってしまうのは危険だ、と創業者会長が言うのも、一理あるとは思えます。 (※IKEYAなどと同じ土俵で戦うとなると、それはそれで競争は厳しく、かなり苦戦を強いられるのは想像がつきますね。)
どちらが正解かは分かりません、正解なんてないのでしょう。
久美子社長になって、少しだけ敷居は低くなったようですが、貧乏人の自分としては、やはり、IKEYAに行くことのほうが多くなりそうな予感も。(実際はIKEYAもなかなかめったに行かないですけど)
でも、そう言うと、「貧乏人のオマエなどはハナから相手にしとらんよ」 と言われて鼻で笑わるかも・・・?(笑)
↑というイメージを抱かせているのが、大塚家具の問題点なんじゃないかと思います。
じゃぁどうしたらいいんだと言われると、難しいところですねぇ・・・(^_^;)
絶対正解があったら自分が創業してますよね(笑)
☆あくまで経営や経済の素人の戯言なので、悪しからずm(__)m
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