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射鵰英雄伝<新版> (1)

エンターテイメント・アート
ここ最近、「射雕英雄伝」にハマっていました(笑)
やっと最終話まで見終わったーーー大団円で良かった。

中国のすごい大人気ドラマだそうで。

韓国ドラマとかは見たことないのですが、中国のドラマや映画は好きですね~
実にエンターテイメントしていると思います。

射雕英雄伝は人気があって何度か作られているそうで、観たのはTVドラマ盤のリメイク<新版>のほうですね。(2008年─テレビドラマ化は三回目?)



どんなドラマか一言で言うと、

主人公の郭靖と、その恋人・黄蓉のラブストーリー

ですね(笑)

ざっくり言い過ぎ?

細かく言うと様々な伏線が流れていて語りきれない部分もありますが(笑)
おおまかに言うと、4つのテーマが平行して描かれている作品、と言ってしまいましょう。

ひとつめのテーマが郭靖と黄蓉のラブストーリーだとしたら、ふたつめのテーマ----というより、これが、続編も含む作品の大きなテーマ・舞台となっているのですが----が、「火山論剣」です。

日本人に分かりやすく言うと、「天下一武道会」ですね(笑)
要するに、中国時代劇につきものの、超絶プットビ武術・カンフーバトルです(笑)

劇中には実にたくさんの武術の達人が出てきますが、腕に覚えのある達人達が華山に集まって決闘し、誰が天下一か決する、というのが「華山論剣」です。

水の上は走るは空は飛ぶはカメハメ波 気を放って岩を砕くは・・・まさに、ドラゴンボールですね(笑)

最終話も、第二回 華山論剣での対決で大団円を迎えます。これを目指して武術家達のドラマが展開されていくわけです。

三つ目のテーマは、主人公の郭靖とその弟の対照的な流転の人生でしょうか。

主人公の郭靖は、頭が悪いが、バカが付くほど誠実で優しい性格で、その性格ゆえ、各地の武術の達人たちに気に入られ、技を伝授されてどんどん強くなっていきます。

郭靖のパートナーの「お蓉」は、実は崋山論剣で天下一を競った四大達人の一人、黄薬師の娘なのですが、天才的頭脳の持ち主。郭靖の足りない頭脳を補います(笑)ハッキリ言って郭靖はお蓉の助けなくしてはいつも半人前なのでした・・・。

そして、郭靖には楊康と言う義理の弟が有り。
しかし、この楊康は、郭靖とは正反対の性格で。。。

たとえば郭靖は、乞食に対しても分け隔てなく優しく接し、それが縁で黄蓉とも出会う(家出して乞食をしていた)わけです。そしてお蓉の知恵で乞食のボス(=実は四大達人の一人・洪七公)の弟子となる事ができ、極意を伝授してもらえます。

それに対し楊康は、せっかく穆念慈(楊康の恋人、洪七公の弟子)と郭靖のとりなしで洪七公に弟子入りするチャンスを得ても、乞食を侮蔑しているのを見咎められ、弟子入りを拒否されてしまう・・・と言った感じ。

もともと生い立ちが不幸だったせいか楊康はかなりひねくれた性格で、自分の不実が不運を招くような事態が繰り返され、郭靖を羨み、世を恨み、迷走しながらどんどん悪の道に染まっていきます。

郭靖は、どんなに裏切られても、刀で刺されても、最後まで兄弟として楊康を救おうとするのですが・・・

結局、最終回では、お蓉と結婚し幸せを掴んだ郭靖と対照的に、楊康は己が行動の報いを受け、死を迎える結末になります。

そして4つめ、最後のテーマが、時代背景というか、国同士の覇権争いでしょうか。
時代としては、チンギスハンが蒙古を統一した頃、金の国、宋の国、蒙古、その他周辺諸国が出てきて、侵略し合っている状況ですね。(中国のストーリーってこういうの好きですね。)

チンギスハンも、暴虐無人でありながらも、人間味もあり、じつになかなか、雰囲気が出ていました。


最終話見ての感想は、あらためて、

俳優陣が、実にハンサム揃いのドラマですね。

悪役達もハンサム揃いで、性格的にもどこか憎みきれない人の良さがあって・・・(笑)

(対して女性陣はイマイチな・・・)

アンソニー・ウォン、カッコヨス。

 

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