ギターの出力をふたつに分けることができれば、いろいろと遊び方がありますね 異なる音質の二種類のアンプを同時に鳴らすとか 片方をプリアンプに繋いでライン出力、片方はアンプからマイクで音を拾ってミキサーで混ぜるとか 片方だけエフェクトをかけて、片方は原音だけにして、ミキサーで音量バランスをとるとか 異なるエフェクトを並列でかけて混ぜるとか しかし、このギターの出力を分岐するというところで、悩ましい問題に突入します・・・(笑) 具体的にはどうするか。 (A)まず考えるのが、単純にY字にケーブルを分岐してしまう。 ↓こんな変換アダプタを使ってもいいですね。
しかしこれ、実はいろいろな問題があるようなのですね。 まず、単純に出力を分岐してしまっただけなので、10の出力があったものが、5と5になってしまう、と言えば分かりやすいでしょうか。(実際には単純に半分にはならないようですが。) さらに、二台のアンプに繋ぐと、アースが共有されてしまうためグラウンドループやノイズが発生する場合があるのと、アンプの位相が異なっている場合があり、そうなると音が相殺されてしまう場合があるようです。 実際試してみると、自分の環境では10:10くらい出て普通に使えるように感じましたが、それはたまたまで、環境次第で先述の問題が発生することはありえます。 (B)市販のスプリッター(パラボックス)を使う これを選択する人が多いと思いますが、そもそも、音を分岐するための機器と言うものがレアで・・・なかなか良いものが見つかりません。
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パッシブタイプのパラボックスというものもありますが、内部の配線がただ分岐されてるだけと言う製品だと、(A)のケースと同じですね。 BOSSのDI-1という製品(ダイレクトボックス)がありますが、アンバランスアウトとパラアウトの二系統出力があるので、これを使って分岐している人は昔から居たように思います。
(※ダイレクトボックスを使うのなら、バランスアウトをどうにかして利用すると言う方法もあるかも知れませんね。ただそれはそれでバランス・アンバランス変換の問題に直面します・・・昔は何も考えずに使ってた事もありましたけど(笑)とりあえず今回は、あくまでもアンバランスを普通に分岐したい、と言う発想で。バランスアウトの使い道は別の項目として後述ってことにしておきます。) (C)バッファーアンプを通して、それから単純に分岐させる これは、理屈で考えたら可能なように思えますが、実際どうなんでしょうか? バッファーアンプは良いのですが、その先の分岐方法でまた悩みます。。。 バッファーアンプ[MXR MICRO AMP]
↑コレに繋いだ後、↓こんな感じで分岐配線を自作してもできるのかな? 抵抗値とかどんなものを使えばいいのかよく分かりませんが。。。 ※↓こういうのを逆向きに使ったらどうだろうか? DODパッシブミキサー
逆向きに使えるものなのか、よく分からない。 ☆(C)を考え始めると、インピーダンスがナンチャラさっぱりわけ分からない世界に入っていくので・・・今後の研究課題って事で #しかし、インピーダンスはいくら勉強してもイマイチ理解できない・・・orz 次ページへ続く
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