原題:「TWOFER」 あらすじ:墓地の棺の中から海兵隊員の遺体が発見された。被害者は強盗事件の裁判の証人となっていたため、強盗事件の容疑者を疑うが・・・ 詳しいストーリーは下へ (ネタバレ注意) ↓↓↓ ↓↓↓ ↓↓↓
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ハイウェイの工事のため、墓地の棺を掘り返し移動していたところ、作業員が誤って棺をぶつけて落としてしまうが、開いた棺から遺体が二体転がり出てきた。一体は本来の棺の主、もう一体は海兵隊の制服を着ていた。
2ヶ月以上の捕虜生活から帰還したギブスとマクギーは健康診断では異常なしだが精神鑑定を残していたため、指揮は未だビショップにまかせていた。 連絡を受け墓地に向かうギブスとマクギー 本来の遺体と一緒に入れられていた遺体は一年半前に失踪していたリチャード・コイン大尉。
コインは強盗事件の裁判で証言する予定になっていた。 地元のトレーニング事務に強盗が入り、経営者のピートが撃たれ、コインが止めに入った。犯人はレオ・ヴァイロ。事件後、釈放されたが行方不明に。 ヴァイロは麻薬と強盗の前科があり、次に有罪になったら終身刑になる。(※3ストライク法=アメリカでは罪の大小に関わらず、3度有罪判決を受けた場合は終身刑となる。)
コインの妻は証言しないでくれと夫に頼んでいた。コインはヴァイロに脅されていたわけではないが、プレッシャーで肩や腰に痛みを訴えていたという。
強盗被害にあったジムに聞き込みに行ったビショップとトーレスは、そこでジムの経営者ピートとコインの妻が抱き合ってキスしているところに遭遇してしまう。 強盗事件がきっかけで三人は親しくなり、肩を痛めたコインのリハビリとヴァイロの釈放への怒りを慰めあっていた。その過程で、妻はピートに恋するようになっていたという。
ヴァイロが発見されるが、コインについての犯行は否定。
コイン大尉の遺体を解剖していたパーマーが、遺体から発生したガスを吸って倒れてしまう。 ガスの発生した肝臓をアビーが分析したところ、中から複数の鎮痛剤が検出された。(肝臓内でそれらが混合されガスが発生した。) 検出された鎮痛剤は南米で処方されるがアメリカでは処方されないものだった。 ヴァイロを尋問したところ、ピートが「軌跡の鎮痛剤」で儲けていたのを知っており、その金を狙って強盗に入ったことを認めたが、コイン殺害については否認。
ピートを調べた所、墓守のフィルと学生時代のアメフトのチームメイトであることが判明した。フィルはピートに金をもらって埋設を待っていた棺まで案内したのだった。 ピートはコインを殺そうとしたわけではなく、コインの痛みを和らげたくて鎮痛剤を渡したが、中毒で死んでしまったため、フィルに頼んで遺体を埋設予定の棺の中に隠したのだった。
精神鑑定でギブスは問題なし、むしろ以前より社交的で明るくなっていたが、何度も死線を乗り越えてきたが、今回は特別な体験で、生まれ変わったような心境になったためだった。 しかしマクギーはコンファローン先生の精神鑑定を避けていたが、ついに観念して精神鑑定を受け、「今度も助かったが、運を使い果たして、次こそ不幸な結果が襲ってくるのではないか?と不安になった」と吐露、「あなたは試されて、合格したんだ」と慰められるのだった。
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