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禁じられた遊び

エンターテイメント・アートその他の楽器
クラシックギターの名曲「禁じられた遊び」

私にとっては、この曲は、ギターとしてのバイブルのような曲なのです。

※クラシックギター版の「禁じられた遊び」は上手くは弾けないのですけどね(笑)

基本、ピック弾きなので、指弾きのクラシックギターは縁が遠い・・・
そのうち練習しようとは思っているのですが・・・(^^;)

爪を伸ばさなければいけないのがまたハードルが高くて・・・空手をやってたので(笑)
爪が長いと拳を握った時に、掌に爪が食い込むんですよ(笑)

まぁそれはともかく・・・この曲は、メロディーが素晴らしい。
いつも、ギターを弾き始めるウォーミングアップには、この曲から入ります。詳しくはここでは書きませんが、自分にとって、音楽の大切な要素を体に叩き込むためにとても効果的であると思うのですよね。。。

この「禁じられた遊び」ですが、同名の映画のBGMに使われて有名になったのだそうで。

当時、この映画を撮ったクレマン監督は、映像部分の撮影をすでに終えていたが、予算が付きて、音楽がつけられないという状態だったとか。

その時、パリのカフェで出会ったのが、若き日のナルシソ・イエペスだったのだとか。

(でた、芸術家の出会うパリのカフェ!)

監督の窮状を聞いたイエペスが、自分にやらせてくれ、一人(クラシックギター1本)で結果を出してみせる、と言ったのだとか。

結果、素晴らしい映画となり、映画とともにイエペスの名前は世界に広まったのだとか。

はっきり言って、イエペスのBGMがなければ、この映画は成功しなかったと思いますね。
ただ、この曲「禁じられた遊び」という曲、実はタイトルは「愛のロマンス」というのですね。てっきり「禁じられた遊び」だと思ってた(^^;)

この曲は、イエペスの作曲ではなく、古いスペインの民謡で作者不明と言われていましたが、近年、アントニオ・ルビラという作曲家の作った曲だという事が判明したということです。

「愛のロマンス」(Wikipedia)
「愛のロマンス」(あいのロマンス)は、ギターの楽曲。

起源についてはスペインの民謡とされることが多いが、19世紀後半にギターの練習用として作られたものと考えられており、実際にクラシック・ギターの練習曲の定番として広く演奏されている。
映画「禁じられた遊び」自体は、とても悲しい話ですね。
あらすじ
第二次世界大戦中、機銃掃射によって両親を失った少女ポーレットは、農家の息子ミシェルと出会う。

まだ死というものよく分からないポーレットは、「死んだらお墓を作る」と教えられ、愛犬埋葬する。愛犬がひとりぼっちでかわいそうだと言うポーレットのため、たくさんのお墓を作るミシェルだったが、そのうち、教会の墓地の十字架を盗んで飾るようになる。
やがて墓が荒らされ十字架が盗まれているのがバレ、ミシェルは父にポーレットを家においてくれるよう頼むが、ポーレットは連れて行かれてしまう。
駅で名札を下げて立っているように言われたポーレットだが、ミッシェルが自分を呼ぶ声を聞いたような気がして、雑踏の中に走り出し、姿が見えなくなっていく。。。

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