「フィフス・ウェイブ」 2016 アメリカ 監督 J・ブレイクソン あらすじ ある日、正体不明の宇宙人による地球侵略が始まる。 第1波 電磁パルスで地球上の電子回路を破壊。 第2波 地震、津波を起こし海辺の都市や島を壊滅 第3波 治療不可能な猛毒のウイルスを蔓延させる 第4波 宇宙人が人間に寄生し乗っ取り操る。 第5波 人間を乗っ取った宇宙人達が、人間の子供たちを集め、宇宙人を倒すためと称して軍事訓練を行い、寄生されていない人間たちを殺させようとする。 第四波までの攻撃で両親を失ったキャシー(クロエ・グレース・モレッツ)は、連れさられてしまった弟を取り返すため、基地に向かう。 基地への旅の途中、宇宙人に寄生された人間に襲われたキャシーは謎の青年エヴァンに助けられる。エヴァンと共に基地へと向かう途中、エヴァンが実は宇宙人に寄生された「アザーズ」であると知ってしまう。エヴァンは幼い頃に寄生されており、一時は覚醒したが、キャシーを見た時に「人間」の側にスイッチが戻ったという。アザーズは愛を信じないが、それは間違いだったというエヴァン、しかし、キャシーはエヴァンを拒否し、一人基地へ向かう。 基地へ侵入したキャシーは高校の同級生ベンと再会、ベンは第5波(フィフス・ウェイブ)のための訓練中に騙されていた事に気づいたのだった。キャシーとベンは、キャシーを追ってきたエヴァンに助けられ、弟を救出、エヴァンの仕掛けた爆弾によって基地は爆発崩壊する。
寄生虫型宇宙人で、普通の人間と、宇宙人に寄生され乗っ取られた人間の見分けが外見上まったくつかないという、ある意味サスペンス的な要素も? 結局群を指揮している幹部連中が全員宇宙人で、子供たちは普通の人間を殺させられていたという落ちなわけですが。 いよいよ人類の反撃の展開か?と思いきや、物語は、脱出に成功した若者たちの食事のシーンで唐突に終わります。 キャシーの「宇宙人は希望など意味がないと言ったが、希望を捨てなければ人類に未来はある。」みたいなナレーションで終了。 フィフスウェイブがどうなったのか、人類がどうなったのか、結末は不明。 寄生虫型の宇宙人が最後まで出てこないので正体不明。(途中、特殊なカメラで脳に寄生している状態の映像は出てきますが、子供たちを騙すためのCGだったようなので、実際のところどうなのかは不明。) 途中まではなかなか良い出来だったのに・・・ある意味衝撃的なラスト(笑) まるで急に打ち切りになったドラマのような・・・ ラストが尻切れトンボなために、駄作と酷評されてしまうことに。。。 もしかして、前半の第一波~第三波までの映像で、お金を使い果たしてしまったのかも?(^^;) 美少女から美女へと成長したクロエ・グレース・モレッツ目当てで見た人も多かったようです。 クロエ・モレッツのファンであれば、見る価値はあるかも。
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