三味線の糸(絹製の弦)を三線に張ってみた
(「三線用絹糸」と書いてある、特に三味線用とは書いてないけれど、多分三味線用のと同じですよね?それとも三線用にわざわざ開発されたのだろうか・・・?ま、絹弦は絹弦なので、大差ないでしょうね。)
『男弦はナイロン1号弦よりも太く、普段ちんだみ(調弦)を低くして歌われる方や1号弦をお使いの方にオススメです。』
おう、私に向いてる。
※SAVREZのフラメンコ用のプラ巻弦は、なんぼなんでもやっぱり太かった・・・(笑)
(音量的には悪くないんですけどね)
以前、裁縫洋品店で買った絹の糸(刺繍用?)を女弦に張ってみたことがあるのだけど、それは明らかに柔らかい糸そのものだった。今回買った絹弦、もっと柔らかいのかと思ったら、予想に反して実物は硬い・・・!意外とテトロン弦の感触に近い感じ。
でも男弦はぐっと曲げると簡単にパキっと折れ目がついてしまう、これはテトロン弦にはなかった現象。使い込んでいけばもっと柔らかくなるのかも?
男弦はやや太くて、またしてもカラクイの穴を拡張しなければならなかった。いつもは径1mmのドリルで穴を開けているけれど、それを1.5mmのドリルで拡張する。(1.5mmくらいなら普通の三線の弦に戻しても問題ないでしょ多分)
音色的には・・・
悪くない、個人的にはかなり気に入った。
「低音が豊かで柔らかい音」 ・・・ うん、そんな感じ。
太くてテンションが高めなので、かなり低く調弦しても、弾いていて心地よいのがよい。
テトロン弦との違いは・・・もう一本同じ三線を用意してテトロン弦を張って比較してみないと分からないな・・・
つまり、思ったほど大きな違いはなかった!(笑)
家人は「三味線ぽい音がする」と言っていたが、プラシーボ効果満点
テトロン弦を張った三線を聞かせても「それどっち?」とか言ってたので当てにならない(笑)
それほど大きな違いがないのであれば・・・テトロン弦のほうが断然コストパフォーマンスに優れていますな(^^;)
絹の弦は三線用のテトロン弦と比べて値段が4倍
しかも、テトロン弦ほど長持ちしない
引っ張り耐性がテトロン弦よりずっと弱いので、強く張ると切れてしまうとか。一度に一気に伸ばそうとしないで、一週間くらいかけて伸ばしてあげるように、とお店の説明書きが添えてあった(親切)
ただ、かなり低く調弦しても大丈夫っぽい。
しばらくちゃんと使い込んでみて、どうしてもこれでないと、というほど気に入ったらまた買うかもしれないけれど。
とりあえずは、しばらくこれを使ってみよう。。。
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