ギターのピックというのは、ギターの弦を弾くための道具ですね。 三味線や沖縄の三線では「撥(バチ)」に当たるもの。
余談ですが、三味線のバチというとこんな形ですが 違った、これはゴムベラ(笑) 結構普通に弾けそうですけども(笑) ⇒ (三線) ゴムベラをバチにしてみたら 三味線のバチ 琵琶のバチはこんな豪快な形をしています(薩摩琵琶) 薩摩琵琶、好きなんですよねぇ・・・
なるほど、こんなふうに持つのですね。 琵琶は、わざと少しビビらせるような構造になっているのですよね、とても良い音だと思います。やはり、長い歴史のある楽器でもあり、気持ち良い音がするために洗練されてきたのでしょうね。
現代風の人も
#弾いてみた #エレキ琵琶 で #千本桜
— まついえつこ@エレキ琵琶奏者 (@matsuietsuko) November 20, 2017
マッハのスピードで、バチを持つ手首がへろへろ😅
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なかなか自分でやろうと言う気にはなれないのですが(琵琶って高いし) 昔、こんなことしてみたりしましたが(笑) これは意外と面白かったのですが、その後、奏法の追求までは至っておらず・・・(^^;) さらに余談が続きますが(余談大杉) 沖縄の三線のバチはまたちょっと変わっていて、こんな形。 中空になっていて、指に嵌めて(指を中に突っ込んで)使います。 実は、沖縄産信用のバチを使ってギターを弾くと、意外と良かったりします(^^;) (さすがに指を入れずに鉛筆持ちしましたが) コントローラブルでありながら、非常にラウドにプレイできて意外と良いです(でも繊細なプレイはしにくいかも?慣れかも?^^;)
ギターの場合も、指(爪)で引く人もいますが、エレキギターの人はピック弾きの人が多いですね。 これは何故かと言うと、おそらく、アンプを使用して音を出す(さらにはアンプをオーバードライブさせる)必要があったからなのではないかと推測しています。 アンプをドライブさせるため(より大きな音を出すため)に、つい強く強く弦を弾きたくなる、爪で弾いていたのでは限界があるために、ピックを使う人が多くなったのでしょう。
「ピックを使うのは、よりラウドにプレイするため」 by エリック・クラプトン
しかし、パット・メセニーだったかリー・リトナーだったか、誰だったか忘れてしまいましたが(笑)、高名なギタリストが、
ピックをひたすら軽く持つのがコツ。ピックを軽く持って、落とさないようにするのが大変
みたいな事を言っていたのを覚えています(^^;) これ、分かるんですよね。ゴリゴリと思い切り強く弦を弾いた音も気持ち良いのですが、微かに撫でるように弾いた音も、繊細な響きがあってまた良いだと思うのです。 エレキギター用の機材が発展して、小さいアンプで無理やり大きな音を出そうとしなくても良くなり、またアンプをドライブさせるのも、ディストーションペダルや多段プリアンプなどで労せずともできるようになりましたので。 強く弾く、微かに優しく弾く、これの使い分けがダイナミクスでもありますね。
ギター用のピックというと、大雑把に言うと、トライアングル型 (おむすび型)、涙型(ティアドロップ型)の二種類が一般的かと思いますが、他にホームベース型、ジャズ型などがあります。 私はというと、トライアングル型、ティアドロップ型を行ったり来たりが多いのですが、近年はずっとティアドロップ型の尖ってないほうの丸い部分を使う事が多くなりました。厚みのあるタイプを使います、激しくディストーションをかける人には意外とこのスタイルも多いようです。 最近はこの丸い部分の形を再現したトライアングル型で摩擦係数の少ないV-PICKSを使うことが多いですね。
ピックでは形状の他に、厚みと尖り具合、そして弦に当てる角度の違いで、好みが別れてきます。 薄いピックだと、弦と平行にした場合はアタックが強く出やすく、交差させると、形状によって音が違ってきます。 クリーントーンを使う人は完全並行が基本、と言う感じになるかも?そういうスタイルではあまり形状による影響は少なく、それよりもピックのしなりがないと引っかかりやすくなるので、柔らかめ(薄め)のピックを使う人が多くなるでしょうか。 ロック系のディストーションを多様する人は、弦とピックが交差するような感じに当てる人のほうが多いと思います。それほど強烈なアタックを弾き方で出す必要がないからですね。 その場合、形状の影響は大きくなります。 先端が尖っていると、軽くピッキングしてもアタックがはっきりと出ます。 先端を尖らせて、さらに弦との摩擦抵抗のもっとも少ない形(=直線)にした形がホームベース型ですね。 軽く細々弾いても安定した明瞭な音が出ますが、ダイナミクスは出にくいかも。 このタイプは、ピックを弦と平行にして使うことがかなり難しくなります。 (ホームベース型で有名な所ではリッチー・ブラックモアでしょうか。) 「K-LICKS」さんで様々なタイプのホームベース型ピックを売っています。 ホームベース型でも角度や大きさの違いがあるのが面白いですね。 先端を尖らせているタイプでも、かなり厚みを持たせてエッジにアールをつけると、ホームベース型よりも自由度が高くなります。 V-PICKSなどがこのタイプですね。(V-PICKSの場合はさらに素材を磨いて摩擦抵抗を非常に小さくしているので引っ掛かりにくくなっています。) 厚みとエッジの形状で、色々なタイプがあります。先端が尖っているタイプは、弦と平行に当てても交差させても明瞭なアタックが出るので、粗っぽく弾いてもまぁなんとか弾けてしまう(笑) ある意味これはひとつの完成形ではないかと思います。よく考えたなぁと思いますね。 ポインテッド(先端が尖っているタイプ)の逆、丸っこいタイプは、弦に当てる角度によってアタック感が変わってきてしまいます。常にベストの角度を保てるようにする必要があります。 さすがにこれはちょっと辛かった(笑) ※ベーシストなどでこのようなピックを使っている人は居るようです。 厚みがあってエッジが丸められているタイプなら、弦と平行にするスタイルでも引っかかりにくくなります。 そういう意味でも、V-PICKSはよく考えたなぁと思いますね。 ※V-PICKSをべた褒めしていますが、気に入らないところもあります。それはアタック音。素材のせいなんでしょうが、弦にピックが激突する音が「キンキン」するのですよね。 このキンキン感はメタルピックのそれともまた違うという・・・不思議ですね(^^;) しかし、個人的に、ポインテッド(先端が尖ってるタイプ)のアタック音が、好きではないんですよね。 昔、一時期ホームベース型にハマりましたが、今はほとんど使っていません。 むしろ、厚みのある丸っこいほうを好む、前述のように、ティアドロップ型の角が丸いところを使ったり、それに近い形状のV-PICKSやGravityなどを使っています。
使っています?いや、いました。 先日、突然宗旨変えを致しまして(笑) 今までずっと敬遠していたジャズタイプのピック。 長い前置きが終わってやっとこれから本題なのですが、長くなったので次につづく・・・(前置き長すぎて本題に入れないタイプの人・笑)
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