某SNSで、仕事で「大丈夫です」を使うのはどうなのか?と怒っていた方が居て。 私も、前から気になってました、若者が「断る」時に使う「大丈夫です」という言葉の使い方。。。 最近は「大丈夫です」は断る時に使うのですよね。 でも「時間ありますか?」に対して「大丈夫です」と言われたら、それは「時間がある」と思ってしまいますよね。。。
例えば、 「コーヒーもう一杯欲しいなら淹れようか?」 「大丈夫です」 なら、意味は分かりますかね? でも、例えばお酒の席で 「もう一杯飲む?」 「大丈夫です」 だと、微妙でしょうか?(笑) さらに 「もう一杯飲める?」 「大丈夫です」 だと、言葉通りに受け取れば飲めるという意味になりますよね(笑)
でも、いつまでも若くいたい、頭の堅い老人にならないために、私も「大丈夫です」を使うようにしています(笑)(笑)(笑) ただ、仕事では使わないですね、誤解を生じる可能性がありますから。
英語で言えば「ノーセンキュー」なんでしょうが・・・ でも、状況によってはOKなのかNGなのか、どっちか分からないケースがあるでしょうね。 テレビ番組などを見ていても、若手のタレントが「大丈夫です」を使うシーンがあって、違和感を感じることも多くなりました。 これは、日本語としては、間違った使い方なのだと思いますが。
おそらく、これは、過剰な上下関係を強いる日本の体育会系文化の弊害なのかな、と思います。 「結構です!」 「いりません!」 「嫌です!」 と言うと、とても強く感じられて、先輩とか上の立場の人に対して「生意気だ」となる恐れがあるので、若い子は使うのを躊躇うところがあったのだろうと。 つまり、無難に断るため、若い子達が苦肉の策として編み出した曖昧な表現なのだと思います。 挨拶も、したようなしないような、あいまいな頭の下げ方で誤魔化す、みたいな技術?があるとか(笑) 若い子が無難に生きるための知恵の一つとして編み出された言葉なのでしょうね。
例えとして適切かどうかは分かりませんが、例えば京都の人などは、遠回しに物を言いますよね。ぶぶ漬け(お茶漬け?)は「帰れよ」的な意味とか。 例えば、京都人の「ピアノ上手にならはりましたなぁ」に対する答えは 「ありがとうございます」←間違い 「煩かったですか?!すみません!」←正解 基本、京都の人が他人を褒める事はない、褒めたらそれは嫌味か裏の意味がある、と思っておいたほうが良い?(笑) コミュニケーションって、難しいですよね。 でも、ビジネスの世界では、間違いがあると困るので、ダメですね。 ビジネスライクとは、情緒がない、目的達成のためのシンプルな言語が必要とされますね。 もし若い子が「大丈夫です」をビジネスのシーンで使っていたら、発注ミスなどの間違いが起きないうちに、早めに修正しておく必要があると思います。。。
コメント