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【オーバードライブ】Valve Extreme【レビュー】

エレキギター
VIZIONの「Valve Extreme」というオーバードライブです。

まず、何より、外観が良い(笑)

コンパクトエフェクターとは一線を画す、大きめのアルミの箱に、オレンジカラーに目のマークのデザインが秀逸です。存在感は抜群です。





音もとても良いと評判だったので試してみました。

ツマミは左から、GAIN、DRIVE、LEVEL

おそらく、GAINがオペアンプの増幅量、DRIVEは内蔵の真空管へ送る量を絞る単なる抵抗だと思われます。

LEVELが最終的な出力を調整する(絞る)ボリューム(抵抗)ですね。

電源は9V~12Vで動作可能、12Vのほうが腰のある(歪の少ない)パリッとした音になるようです。

蓋の裏側にマスキングテープでコンデンサが3つ貼り付けてあり、差し替えることで若干音質を変える事ができるようになっています。

内部の真空管は交換可能、デフォルトでエレハモの12AX7という定番真空管が入っています。

オペアンプにはJRC4558Dが使われている、かなり王道パーツのようですが、よく分かりません(笑)

オーバードライヴ/ディストーションと言うよりは、プリアンプ/ブースター的な使い方しかできない感じですね。

歪はほぼオペアンプのほうでしか作れず。GAIN(=オペアンプ)を絞ってDRIVE(=真空管)のほうを10にしても、ほとんど歪みません。

オペアンプのほうをフルにすると多少歪みますが、比例してノイズも異様に大きくなるので、オペアンプボリューム10的な使い方は無理ですね。

そもそも、真空管アンプでも同じだそうですが、真空管というのは増幅量は可変ではなく一定にしかできないのだそうで。真空管を多段に搭載して、真空管のGAINをコントロールするつまみをつけているものが多いですが、実はそれは真空管に入る信号を、直前に抵抗を入れて絞っているだけなのだそうで。

この種の真空管内蔵も構造的には同じなんだそうですね。

つまり、オペアンプで増幅した信号を、一度抵抗を入れて絞って、真空管に送っている、と言う事ですね。

歪みの音色的にはオペアンプが重要な感じで、オペアンプを絞ってDRIVEを上げても大して歪まみませんでした。

ただ、このオペアンプの音が、とても良いと評判になっていたようです。

KLON Centaur(ケンタウルス)という、プロがこぞって使っていると言う噂の、ひとつ15万もするような伝説的なブースターがありますが、その音に非常に近い、良い音がするのだとか。

使った印象は・・・正直私にはよく分かりませんでした(笑)

ただただ、オペアンプの歪を上げるとノイズが増えるだけ(ケンタウルス系のブースターも、そもそも激歪で使うものではないのでしょうね)、DRIVE10で真空管の味がつくかと思いきや、あまりピンとこない、ボケた音にしかならない印象でした。。。

多分、色々と使い方が間違っているのでしょうね。

基本、激歪が大好きなので(笑)

ケンタもそうですが、クリーンで若干ブーストされて、ピークで若干クランチになるかならないかと言うくらいの使い方をする人にはあっているのかも知れません。

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