以前の記事で、Decimator G StringとBOSSのNS-2が同じような動作をしているのではないか?と書いたけれど、中古のNS-2を安く入手することができたので調べてみました。
結論からいうと…
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Decimator G Stringと動作はまったく同じでした。 やっぱり! ・NS-2のINPUTにギターを繋ぐ ・OUTPUTからアンプに繋ぐ ・RETURNにテレビの音声を繋ぐ 結果 ギターを鳴らすとアンプからテレビの音がする。 ギターの音をとめるとテレビの音が消える。 ギターをRETURNに直接繋いでもINPUTへの入力がゼロだと音が出ない。 INPUTが"レベルディテクター"になっているのはFAのようで。 スプリッターのように、INPUTに入った信号は常にSENDから出力されている点もDecimatorと同じようです。 ただ、Decimatorと決定的な違いは、配線の構成はまったく同じだけど、ノイズリダクションの内容がまったく違う印象。 Decimatorはノイズゲートのように動作してくれるのだけど(音が出ていない時は完全に音量ゼロになる)、BOSSのほうは無音時に完全に音量がゼロになるまでスレーショルドを上げると、ギターの音が出ている時の出力も異様に小さくなってしまう。ISPのはほとんど感じませんが、BOSSのほうは、強くかけ過ぎると音色に影響を与えてしまうという感じですね。ゲートが開いていても、ノイズ成分を除去する効果がかかっている状態? 詳しくは分かりませんが、最近のノイズリダクションはハウリングを防いだりする機能もあるようなので、単純にノイズゲートとして動作しているわけではないのかも知れません。
※その後、きちんと使い込んで使いこなしてみた結果、レベル調整が上手く行ってなかっただけと発覚しました。NS-2は通常のノイズゲートのようにハイゲインペダルの後段に置いてはいけないようです。詳しくはこちら
多分、状況がはまれば、うまく力を発揮するのだと思います。 ※私のセッティングだとハイゲイン過ぎてノイズが大き過ぎるせいもあると思いますが。 通常の使用ならノイズは完全に消せるんじゃないかと思います。 私の場合、ギターの直後にもノイズゲートを入れる、二段使うのがデフォなので(☆) ギターを鳴らしながら、音が小さくならないレベルまでできるだけスレショルドを上げて、残った小さなノイズが消える程度にもう一つのノイズ・ゲートを設定すればちょうどいい感じですね。
☆ノイズゲートの使い方としては、基本的に、アンプや歪系ペダルなどの後に入れるのが普通なわけですが、それはつまり、アンプや歪系エフェクターが単体でノイズ源となっている事が前提なわけで。 シングル・コイルのストラトなど、ギター本体からノイズが出ている場合は、アンプに入れてドライブさせるとノイズまで一緒に増幅されてしまうので、その場合はギターの出力の直後、アンプ・ペダルの前にもノイズゲートを入れたくなるのです。 本来なら、最終段、例えばアンプのセンドリターンの最初などにノイズゲートを入れれば、ギター自体が拾ってしまってるノイズも一緒に消せますが、どうもノイズのゲート動作が大味になるように感じてしまって。 ノイズゲートは、1つだけでノイズを完全に消そうとするより、弱めにして2つ使ったほうが自然な感じになるように個人的には感じています。 ひとつだけしか使ってなかった頃はいまひとつノイズゲートの動作に不満があった、HushやDecimatorなどを使っても同じでしたが、2つ使うようにしてからは気にならなくなりました。 ギターが拾っているノイズを最初のノイズゲートでカットできるので、後段のディストーションペダル等の出しているノイズの分だけ消すように、後段のノイズゲートの閾値を下げる事ができるわけですね。
あと、BOSS NS-1の独自の機能として、MUTEモードというのがあるようです。 説明が足りないのよくわからないのだけど、いじってみたら・・・ オンの時にはミュート、オフにするとノイズリダクションとして動作するようです。 これは意外と便利かも。。。
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