ピック弾きの人にとっては、ピッッキングはギターよりも重要と言っても過言ではありません。
バイオリニストなどは、実は、バイオリン本体よりも弓のほうが値段の高いものを使っているなんて言う話もあります。
本当はギタリストも同じはず・・・。
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まぁ中にはピックなんてなんでもいいと言う人もいるかも?コインで弾いてるなんて言う人もいますね。
バイオリンのような擦弦楽器はボウイングで"良い音を出す"作業が難しいですが、ギターの場合はそれほど苦もなく、弦をハジけば誰でもそれなりの音がしてしまう、という構造的な違いはあるのかも知れませんが・・・
そういえば、クイーンのギタリスト、ブライアン・メイはギザギザのついたコインをピックにしていると言う話。
しかし、なんでも良いわけではなく、現行のコインはギザギザが廃止されてしまっているのでダメで、古いコインを使ってるとか?
ってつまり、やっぱりピックにこだわりがあるってことですね(笑)
まぁなんにせよ、ピックもまた大事な要素であるのは間違いないです。
という事で、理想のピックを求めて随分色々な形状・材質のものを試してきましたが、また、変なピックを試してしまいました・・・
ゴム製ピックです。指引きと同じような音を出すために作られたようです。(ある意味、V-Picksの対極かも?)
厚みが3.1mmと5mmの二種類
硬さがソフト(ホワイト)・ミディアム(グレー)・ハード(ダークグレー)の三種類あります
3.1mmハード
3.1mmミディアム
5mmミディアム
(写真はホワイトバランスがマチマチで色合いが見難くなってしまってますが)
早速使ってみた感想
・・・ほんとにゴムそのものでした(笑)
消しゴムよりは堅いですが、そう、古の時代にあった「キン消し」とか「スーパーカー消しゴム」の感じと言えば分かるでしょうか?(若い人には伝わらない?笑)
ハードタイプでも思ったより柔らかい。
弾いてるうちに削れていってしまいそうな感覚(実際にどうなるか長く使ってみないと分かりませんが)
もっと硬さが欲しくなりますが、それなら普通のピックを使ったほうがよいですね(^_^;)
ミュー(摩擦力)が高すぎて、速く弾く事はほぼ不可能な感じ。
指弾きと同じ音とは思いませんが───そもそも指弾きの人は爪で弾いてる人が多いような気がしますので。爪に触れずに指の肉の部分だけで弾いてる人はどれくらいいるのかな?───材質が柔らかいため、ピックが弦に激突するアタック音がモコと言う感じになる。
摩擦が高くピックの接触音があまりしないというのは、超低ミューでピックの接触音がキンキンキンキン言うアクリル製のV-PICKSとは対極のピックですねぇ(笑)
音は意外と悪くないです。
ただ、速弾きどころか中弾き?(笑)も時々引っかかる感じだったので、自分的にはボツかなぁ・・・(慣れもあるのでしょうが)
速弾きなんて一切しない!と割り切ってる人なら大丈夫かも?
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