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最近のお気に入り―新素材「POM」を使ったピック『HYPER TOUCH』

エレキギター
何かのオマケ(多分ギターを買った時に付属品の中に入ってた)のピック

長らく放置してあったのだけど・・・普通のピックとは微妙に異なる質感・素材感がふと目にとまり、試してみたら、すごく良かったのです。

   

質感の違いは検索してみたら睨んだ通り、どうやら「ポリアセタール」という新素材で作られているらしい。

「自己潤滑性」なんて言葉が出て来るのが気になる所、なんか、滑りが良さそうw

☆POM(ポリアセタール)物性の特徴


長所
■機械的強度に優れる
結晶部と非晶部が混在している
■耐摩耗性、摺動性が良い
軸受けにも使用される
■寸法安定性が良い
■電気的特性に優れる
■連続使用温度が比較的高い
ホモポリマー約85℃。コポリマー約105℃で短時間なら約150℃。
■吸水性が小さい
寸法安定性が良い
■耐溶剤性に優れる

短所
■透明品がない
結晶化度が高く、コントロールできない
■強酸に侵される
■耐候性が悪い
屋外の利用には安定剤が必要
■接着性が悪い
POMに対応する適当な接着剤がない
■酸化指数が高い
→ 燃えやすい


使ってみた感想は・・・滑りが良い。良いような気はする、まちょとプラシーボ効果な気もする(笑)

特性として摺り減りにくい、擦り減りにくいんじゃないかと思う、まちょと期待したい、まだそんな長期間使い込んでないのでよく分からない。(弦に当たる部分は少し黒くなっている。)

面白いなと思ったのは、厚みが1mmと0.8mmしかないのですが、厚みにしては "堅い" のです。

普通のピックでこの厚みだと腰が弱い感じになりますが、この「HYPER TOUCH」は堅くて良い感じ。かと言って金属製のピックほど硬すぎない。

薄くて堅いピックが好みだけどメタルピックのジャリっというピッキングノイズはダメと言う人には良いかもしれません。
そう言えば、以前試してみたホームベース型ピックも新素材だった(後で気がついた)


以前からホームベース型ピックが好き♪と書いておりますが、昨今、ホームベース型ピックってあまり売ってないのですよねぇ・・・

そんな中、K-LICKSさんにはホームベース型ピックが色々あってありがたいです。

他にも色々マニア好みの品揃えで・・・ついポチりたくなります(^^;)
(真鍮製のホームベース型ピック、入荷したのかな?)

さて、この新素材ホームベース型ピック、こちらの方は「ギター生命を変えた」とまで書かれています。ホームベース型ピック大好きな私は、その気持はよく分かるところがあります。

しかし、このピックについて今まで記事にしていなかったのは、実は、自分的にはそれほど気に入ったわけではなかったのですね。(悪くはないのですが・・・)

個人的には、これだったら V-PicksGravity でいいかなぁ・・・と言う感じ(個人的には V-Picks と Gravity なら Gravity のほうが好み)

気に入らなかった理由は、いくつかあるのですが、一番問題だったのが・・・

※次ページへ続く

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