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新素材「エクセロイ」と「エラストマー」を使ったピック

エレキギター
K-LICKSの、新素材エクセロイで作られたホームベース型ピックの話の続きですが。

厚みのあるホームベース型というのはいままで経験がなかったのですが、これはなかなか、悪くない。悪くないのだけど・・・一番自分的に気に入らなかった点は、先端の鋭さ。

かなり丸っこい先端になっている。あまりに尖っているのも好きではないのだけど、多少尖っていて欲しい。

で、削って先を尖らせようと思ったわけですよ。

というわけで、ヤスリで削ってみて・・・そこで初めて気がつきました。

これ、削れない素材じゃん・・・(・o・;)

金属のヤスリで一生懸命擦ってみても、削れるには削れるのですが、削りカスが消しゴムのカスみたいに溜まってこびりついていく感じ・・・でうまく削れない。

そうです、この時点で初めて、新素材であるということを痛感いたしましたわけです(笑)

で、この素材はなんだ?と検索してみたら、K-RICKSのHPにちゃんと書いてありました。
新素材エクセロイとは?
簡単に言えばナイロンと硬い素材を混ぜ合わせたナイロン混合樹脂
ナイロンだったんですねぇ、そりゃ削れないわけだ(笑)

その後違う形状・素材のピックに目移りしていったのでそのまま放置となってしまいましたが、厚いホームベース型、これに大きな可能性を感じたのは確かでした。
さて、もしかして、新素材で作られたピックは他にもあるんじゃないのか?と思って検索したところ、ありました。
 
ELASTOMER Pick ピックの素材に由来するピッキング時のノイズはその素材によって様々で、時に良い”味”となることもあれば、時には単に雑音として耳障りと思うことも有るでしょう。なるべくノイズを減らし、音の角を丸め、しっとりとした音を求めるためのピック。温かみのあるトーンで弾くどちらかというとアコースティックなフレーズにぴったりのピック。 ピックの素材としては初めて採用されるこの素材:エラストマー(by 東レ・デュポン)によって、Ibanezはその答えに辿り着きました。(Ibanez HP)
なるほど、ゴムを混ぜ合わせた微妙に柔らかい素材で、ピッキングノイズを減らす事を目的として開発されたのですね。

柔らかいと言っても爪で押しても凹まない程度には十分に硬いです。これならゴム製ピックが引っ掛かりが強すぎてダメだった私でも使えます。

ただ、ピッキングノイズは少ないですが、やっぱり摩擦係数はちょっと高めですね、超低ミュー(摩擦抵抗)のやたら滑るピックが好みの人には合わないでしょう。

言ってみれば、V-PICKSGRAVITYとは対極的な発想のピックですね。V-PICKSはアクリル素材を磨き上げる事で、超低ミューのピックを作り上げたわけですが、その代わり、ピックが弦に激突する音がキンキン甲高くうるさいピックでしたので。

指引きのようなピッキングノイズの少ない音が好みで、でもゴムピックではさすがに柔らかすぎて弾きにくいと言う人にはピッタリだと思います。

(※でもよく考えてみたら、指弾きの人だって、殆どの人が「爪」で弾いてますよね。爪を使わず完全に指の肉の部分で弾いてる人は、そんなに多くはないんじゃ・・・)

と、久々にK-LICKSのサイトを眺めていたら、ポリカーボネイトのピックなんてものを発見!(笑)

ポリカーボネイトって、透明な建材に使われる絶対割れない強い素材ですよね。どんな弾き心地なんだろう・・・?(゜o゜;)

(写真で見る限り、エクセロイより先端が鋭くなってるようにも見える・・・)

・・・ポチっとしてみますか(笑)

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