古い流行歌の歌詞にある「ダイヤル回して~」の意味が、最近の若い子には分からないと言う話がありました。ダイヤルを回すタイプの電話機が絶滅してしまって見たことがないからですね。
そして、今の若い子は「フロッピーディスク」もを見たことがないそうで。(そりゃ、そうかもしれませんね。)
なので、ワードやエクセルにある、「保存」のボタン(アイコン)が、何のマークなのか分からないのだとか?!
そうか、言われてみれば、保存ボタンの絵柄はフロッピーディスクですね(^^;)
これはLibre Officeのアイコンですが、たしかに、フロッピーディスクになっている
若い子はあのアイコンを、何だと思っているのでしょうか・・・?(笑)
はて、Floppy Disk というのは、何年前くらいまで実用されていたのでしょうか?
突然プッツリなくなるわけではないので正確に何年とは言えないでしょうが、基準として、Windowsのインストールメディアにフロッピーディスク版がなくなったのはいつだったでしょうか?
Windows95の時代は、フロッピーディスク20枚とか使ってOSをインストールしていましたね、そういえば(笑)
そして、Windows98からCD-ROMでインストールするようになったような?(フロッピーディスク版があったような気がしますが)しかし、当時のパソコンにはまだCD-ROMドライブが一般的ではなく、起動時にデバイスを認識してくれないので、まずはフロッピーディスクでCD-ROMのドライバーを読み込ませてやる必要があった、と。
そうでした、そうでした(笑)
まず、「起動ディスク」なる2枚組のフロッピーディスクを使ってインストーラを起動し、それからCD-ROMを入れる。
そして、Windows2000で、フロッピーディスクが廃止された(多分)。しかしまだ起動段階でCD-ROMを認識できないパソコンも多く生き残っており、フロッピーディスクの起動ディスクが必要な事も。
その場合はCD-ROMの使えるPCを使って、Win2000のCD-ROMから起動ディスクを作ってやる必要がありました。
今でも検索すると、「Windows2000の起動ディスクの作り方」という解説がたくさん出てきますね。
WindowsXPでもまだ、起動用フロッピーディスクの作り方の解説がマイクロソフトに残っていましたので、まだかろうじて生き残っている、ということですね。
製品版パッケージの Windows XP のフロッピー ブート インストール用起動ディスクを作成する方法
(XPだと起動用FDDも6枚になるんですね。)
検索結果を見ると、Windows VISTA あたりになると、もう起動用フロッピーディスクの作り方はかなりレアな情報になって来ているように思えます。つまり、このあたりがフロッピーディスク終焉の頃合いでしょうか。
VISTA の発売は2006年あたり。意外と最近ですね。(10年以上前を最近と言ってしまうのは歳なのかも?笑)
はて、VISTAが11年前なら、その後生まれた子はまだ11歳?まだ社会に出ていませんね。
XPまで遡ると発売は2001年、その頃生まれた子もまだ15~6歳、まだ社会に出ていませんね。学校でパソコンの授業などは行うのでしょうが、今時の子は、スマホ・タブレットが主流で、パソコンなんてあまり触らないのでしょうね。
それに、フロッピーディスクはなくなっても、その後、似たようなメディアがいくつかありました。
MD、MO、PD(これは知らなくても仕方ないでしょうが)とか、ありましたよね。
DVD-RAMなんてのもあったなぁ・・・
ので、社会人で、あのマークをまったく見たことがない、というのもおかしな話な気がしてきたゾ・・・?(´・ω・`)
まぁ今時の時代に合わせるならば、保存ボタンのアイコンは、SDメモリカードにするべきかもしれませんね。。。
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