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憲法は、改正か、改悪か?

政治・経済・法律
憲法の改正について是か非か、それは様々な意見があると思います。

ただ、とある新聞が「改悪」と書いたそうで、それは良くないように思います。

何故か?

新聞やテレビニュースなどは、公正な報道を行う義務がある機関のはずです。

憲法の修正の是非以前に、「良いか悪いかの私的な見解」を新聞社が勝手に混ぜて報道してはいけないでしょう。
(※「改正」も「正」という字が使われていますが、これは一般的に法案やルールの修正時に使われてきた言葉であり、正しいと断定しているとまで言うほどの意味はないと思われますので、問題ないでしょう。)
自分の意見を入れず、事実を客観的に報道するのがジャーナリズム。

ジャーナリストがまったく意見を主張しては行けないということではないでしょうが、それは、あくまで「私的な意見」「問いかけ」としての枠を守るべき。

何らかの価値判断を前提とした報道は、恣意的な誘導と言われても仕方がない。

善悪の判断の別れる問題、多くの人の意見が分かれているような問題について、断定的に報道するならば、それはもはやジャーナリズムの放棄と言えるでしょう。

今回の選挙では、新聞やテレビなどの「偏向報道」を批判する声が大きかった。

今回の選挙は与党圧勝という結果で終わりましたが、それが「おかしい」と堂々と公共に向けて言い放つキャスターや記者が居る。与党に投票した有権者が多かった、それが事実であり、それが良いか悪いかを判断するのはジャーナリズムの仕事ではないでしょう。

選挙に不正があったのなら問題ですが、そうならそこを客観的に調査取材して指摘すべきでしょう。有権者の投票行動が良いか悪いかの論評・批判はジャーナリストの仕事ではない。

「権力に対する批判を行うのがジャーナリストの努めである」などと言う者も居るそうですが、違いますよね。

ジャーナリストの仕事は事実を客観的に伝えること。「批判」ではないはず。

なんらかの主義主張、自分の価値観に則ってニュースを流すのであれば、それはジャーナリストではなく、「活動家」「扇動家」です。

いかなる場合も常に政府に反対するのが目的だと言うのなら、それは報道機関ではなく反政府勢力のプロパガンダ機関に過ぎない。

新聞社が、自らジャーナリストであることを放棄している・・・おかしな時代になっているのかも知れません。

ジャーナリストとしての矜持を失わないでほしいと思いますね。

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