イギリスの正式名称は、英語ではthe United Kingdom of Great Britain and Northern Irelandであり、日本語では、「グレート・ブリテン及び北部アイルランド連合王国」とする場合(法文など)と「グレート・ブリテン及び北アイルランド連合王国」とする場合(条約文など)がある。
英語での略称はUnited Kingdom、UK。日本語における一般的な略称は「イギリス」か「英国」であるが、稀に「連合王国」が用いられることもある。現在の公用文では「英国」が使用されており「イギリス」は口語で用いられることが多い。「連合王国」は2003年まで法文において用いられていた。
「イギリス」はポルトガル語でイングランドを指すInglez(イングレス)が語源で、元の意味にかかわらず連合王国全体を指して使われており、その一部を為す「イングランド」とは区別されている。江戸時代にはオランダ語のEngelsch(エンゲルシュ)を語源とする「エゲレス」という呼称も広く使用されたため、幕末から明治・大正期には「英吉利」(えいぎりす=イギリス)と書かれるようになった。
なるほど~オランダ語の「エンゲルス」から「えげれす」となって、「英」と書かれるようになったのですね!
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