大きな仕様変更もあるようで、色々と問題・不具合はやはりある模様。
中でも、まず最初に大きな疑問を感じる点、パスワードを使わずに4桁の数字を使ってログインする仕様に変わったと言う部分。
「パスワードは時代遅れです」などという文言が表示されるとか。パスワードの長さは問題ではない、PIN=4桁の数字が長く複雑なパスワードよりセキュアである・・・????
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これって、パソコンのログインパスワードと、その他のネットサービスで使うパスワードを違うものにしておけば良い話でしょう。
勝手にマイクロソフトアカウントなるものを使うことを強要して、パソコンのログインにそのパスワードを使わせるようにしたのは、他ならぬMicrosoft自身でしょうに。
そしたら今度は、端末のログインパスワードとネット上のログインパスワードが同じになってるとヤバイですよ!(>m<)と言いだしたと言う状況・・・
それを「時代遅れです」(ドヤ!)って・・・(笑)
しかも、4桁の数字って。
パソコンにログインされてしまったらパソコンの中身見られてしまうんだから、まず4桁の数字だけのパスワードなんて問題外だと思いますが。長いパスワードなら手動で突破するのは難しいでしょうが、4ケタの数字と分かっているなら、時間さえかければ特殊な方法を使わなくても突破できてしまうでしょうね。
二段階認証だからよりセキュアであるとしきりに解説しているようだ。要するに、ユーザー名とパスワード以外に、ユーザーしか持っていない機器=携帯電話やUSBドングルなどが揃わないと認証できないというやり方。
しかし、そのもう一つの鍵となっている端末が、使うパソコンそのものになっているのでは、そのパソコンを盗まれてしまったら、まったく意味が無いでしょうに。
インターネット上の別の端末からパスワードを盗まれる事を防ぐためと考えているようだが、ノートパソコンなど、外に持ち歩く端末は、それ自体を盗まれる例が非常に多いわけで。(※持ち歩かない人の場合も、泥棒に入られた場合、簡単に換金できるのでノートパソコンはたいてい持っていかれるとのこと。)
外を持ち歩くノートパソコンなどでは、
(1)HDDは暗号化しておく
(2)その解除パスワードは、ログインパスワードともネットサービスで使うパスワードとも違うものにしておく。
(3)当然ログイン時にはマイクロソフトアカウントは使わずローカルアカウントを使用。もちろん、マイクロソフトアカウントとログインパスワードを同じにしない。
これなら、仮に車上荒らしにあって顧客情報が入っているノートパソコンを盗まれてしまったとしても、情報漏えいの心配はないと言える。(実際にそういう事例が取引先企業であった。)
仕事で使うなら当然の事ですね。
仕事で外を持ち歩く情報端末の場合は、その端末自体を盗まれる可能性を常に考慮しなければならない、これは当たり前の事だ。
例えば、そのパソコンとは別に携帯電話を認証端末に使うというのなら、パソコンと携帯両方盗まれなければ大丈夫ということになるが、そのパソコン自体を使うのでは、盗まれた場合はまったく意味がない。
マジ意味不明・・・
これは絶対おかしいと思いますね、マイクロソフトの中の人・・・?
※要するに「マイクロソフトアカウントを使うことを強要したい」という動かせない大前提(会社の指令)に縛られて、おかしな事になってるんですよね。
Windows10でも、従来どおりローカルアカウントを使う(マイクロソフトアカウントを使わない)形式で使うことができるようなので、今後もそれでいけば良いと思います。マイクロソフトアカウントにサインインする必要があるときは、その都度パスワードを打てば良いだけの話です。
ローカルアカウントで使う方法は、「パスワードは時代遅れ」の画面左下にある 「この手順をスキップする」 から ⇒ 「新規登録」 ⇒ 「後でアカウントに接続する」 とクリックしていけばOK。
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