リグナムバイダという世界トップクラスの硬さと重さ(比重1.15~1.31)を誇る木材を使って包丁を作りました。この動画は非常に硬い木材を使うことによって金属の代わりになるか実験を兼ねた教育ドキュメンタリーです
なるほど、金属に近いくらい硬い木があれば、理論的には可能ですね。
リグナムバイダというのがどの程度の硬さを持っているのか分かりませんが、金属の刃物と同様に、先端をミクロ単位まで尖らせた状態を維持できれば、素材が金属でなくても刃物としては成立するわけですね。(セラミックの包丁とかありますもんね。)
リグナムバイダについて検索してみた
「Lignum vitae」なので、リグナムバイタのほうが正しい発音に近い?
名前は「生命の木」という意味のようですが、この木に含まれる樹脂に薬効があると信じられていたためだとか?
市場に流通している木材の中で最も硬く重い木で、強靭ではあるが曲げの耐性はそれほど強くない模様。剥がれ・割れが出やすく、かなり加工は難しい木材のようです。また樹脂を大量に含むため接着がしにくいとか。樹脂が染み出してきて潤滑剤となるため、古くは船舶のスクリューシャフトの軸受材として使われていたとか。
検索していたらこんな記事を発見
二胡に、緑檀はあれど、リグナムバイダがないわけ。 - 二胡工房 光舜堂
今までに緑檀の二胡というのはたくさん見てきました。しかし、緑檀とふつう言われる、リグナムバイダが使われていないというのは、自分で作ってみてよくわかりました。理由は、これ…
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なるほど、これは凄い樹脂ですね。楽器の素材には向かないようです。
かなり扱い難そうな木であるのは分かりました。(希少な木になってしまっており、ワシントン条約で取扱い注意になっているとか。)
これで作った包丁って、かなり油が染み出してきて食材に移ってしまいそうな・・・?
いやむしろ、食材の水分を弾いて長持ちするかも?(虫害についてはそれほど耐久性は高くないようですが。)
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