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SNSのせいでジャーナリズムの形が変わってしまった

PC/ネット時事・話題政治・経済・法律
中東で武装勢力に誘拐されていたと言うフリー・ジャーナリストの安田純平氏が、無事解放され、帰国したそうだ。

この安田氏については、命を顧みず中東情勢を取材しようとしたとして、英雄的な扱いをする意見がある一方、身代金が武装勢力に渡ってしまったことで、その金が再びテロ等で人の命を奪うことに使われることになるとして、批判の声も多いようだ。
松本人志、安田純平氏解放に苦言 「個人的には文句を言いたい」
28日放送の『ワイドナショー』(フジテレビ系)では、シリアで3年4ヶ月拘束されていた安田純平氏の帰国を取り上げ……
sirabee.com
安田氏については、身代金ビジネスではないか?という懐疑的な意見があり、その批判の理由の数々を見ると、なるほど、疑惑を感じるという意見も理解できなくはないが・・・

それはともかくとして。

時代の変化により、ジャーナリストが危険地域に乗り込んで取材し、貴重な情報を報じる、という事が、意味がない時代になってしまっているのだとか。

先日も、ハロウィンで暴れる若者が駐車車両をひっくり返してしまうなどの騒ぎがあり、各ニュースメディアで報じられたが、その瞬間の衝撃映像は、その場に居た一般人がスマホで撮影したものをツイッターに投稿したものだった。
「ハロウィーン」でトラブル相次ぐ トラック横転 東京・渋谷
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www.sankei.com
SNSの発達と、スマホで高画質の画像・動画が撮れるようになったため、現場にいる一般人が記録した映像や情報のほうが、生の貴重な情報となってしまう。

もはや、事件を知ってから取材に記者が駆け付けるのでは情報が遅い、と言う時代になってしまったようだ・・

これは、海外の情報や、中東情勢などでも同じようで・・・使命感を持ってジャーナリストが命賭けで現地から伝えてくれる情報というのが、価値のないものになってしまった。

安田氏は過去になんども渡航し、何度も拘束された経験があるそうだが、今回拘束されていたのも3年間ほど、その間、ジャーナリストとしては何の仕事もできなかったとか。

しかし、これだけスマホで高画質な映像が撮れるようになり、SNSが発達していったのも、ここ3~4年くらいな気がする。(ドローン撮影も当たり前に行われるようになったし。)

そう、安田氏が拘束されていた3年間の間に、時代が変わり、ジャーナリストの仕事の意味がなくなってしまった、技術の進歩・変化によって、ジャーナリズムの形態が変わってしまったわけだ・・・

現場に取材に行かず、取材を行わない「記者」に批判もあるようだが・・・

こちらの人なども、動画を投稿してわずか5分で映像の使用許可の問い合わせが来たと語っている。

時代が変わり、ネットを監視するのが「記者」の仕事になってしまったようだ。
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