「AI」(エーアイ)という言葉を非常によく聞くようになりましたね。 なにかというと、「AIでなんとかできないか?」「AI導入しろ」とか言ってしまう、勘違い上司/経営者の方もいらっしゃるようですが(笑) 「AIによって人間が職を奪われる時代が来る」なんて言う人が居ますが、そんな時代は当分来ないと個人的には思います。 AIって、魔法のランプじゃない(笑)
では、AIとは、何なのか? AIは人工知能(Artificial Intelligence)の略なんですが、実は、漠然とした不明瞭な概念で、明確な定義は定まっていないのです。。。 ある学者さんだったかが言っていた 「"知能"の定義が明確でないので、人工知能も明確に定義できない」 という説明が分かりやすいですね。 しかし、漠然としているにせよ、AIという概念が存在しているのも事実。 分かりやすく一言で言ってしまうと 「人間のように思考できるコンピューター」 ですかね。
現在のところ、結局は、プログラムの一種、従来のプログラムとなんら変わらないのだと思いますが=超複雑なプログラム。 単純に、ひとつの指令に対して設定されたアクションを一つ行うというものから、もっと複雑な処理が行えるように(あたかも、人間の判断力と同じように)、極めて高度で複雑なプログラムをされている、と言う事なのだと思います。 最終的には、命令を与えられなくても自分で思考し、無から何かを想像してしまう自立した知能が目標なのでしょうが、その実現ははるか遠いでしょうね。 人間のように思考するコンピューターを作るには、人間がどのように思考しているのかを解明する必要があるわけで。それが完全に解明できれば、人間の心の動きと同じようにコンピュータに思考させることが可能になるはず… なのですが、実際にはまだまだ、現代のAIの研究は、まだそこまで行っていないと思います。(※) というか、人間の知性自体が、まだそこまで解明されていないんだろうと思います。(もちろん、研究は目覚ましいスピードで進んでいるとは思いますが。) ※多分、ですが・・・(笑) 私達に知らされていないだけで、世界の影では実は既に実現していた、なんて都市伝説的な話は常にありますので…(笑)
現実には、部分的に人間の知能-思考・認識の仕方を解析し、コンピューターに応用する、というような研究が行われているわけですね。 一枚の写真の中から、犬や人間、その他のものをコンピューターに識別させるとか。 最新の?AIの研究では、例えば、犬とモップをどうやって間違わずに区別させるか?みたいな研究が行われているわけですね(笑)
犬?パン?モップ?唐揚げ?犬と区別がつかなくて頭おかしくなりそうwww
犬がパンに似ていたりモップに似ていたり唐揚げに似ているといわれも、どういうことだ?と思いますよね。しかし実際に写真を見比べてみると本当に似ていてわけがわからなくなってしまいます。パッと見ただけではどちらがどちらなのかわかりませんよね。そんな似ている画像…
twicolle-plus.com
しかし、ちょっとした画像が混ざることで、AIでは認識できなくなってしまうようです、現実のAIはまだこの程度(笑)
これ凄い!新時代の「デジタル迷彩」
— Podoro (@podoron) April 23, 2019
一見普通の特殊なイラストを重ねるだけで、監視カメラの自動検知システムが人を認識できなくなる研究。カメラで撮られても記録に「映らなく」なる。(笑い男…!)
めちゃめちゃサイバーパンクだ。 この柄のシャツ作らなきゃ。
論文:https://t.co/DeXeh1VPH3 pic.twitter.com/sJLyuOik9P
映画「マイノリティリポート」の世界では、常時、人間の動きがすべて監視されている社会が描かれていましたが、そのような監視社会から逃れるため?AIに人間だと認識させない(誤認させる)デザインのシャツが既に発売されているとか(笑)
Adversarial Fashion
Clothing and tutorials for confounding and triggering computer vision-based surveillance systems with fashion and accessories.…
adversarialfashion.com
このシャツを来ていると、AIに自動車だと識別されてしまうらしい(笑) ※日本車のナンバーがプリントされたシャツはまだ売られていないようですが(笑) 人間なら絶対間違わないでしょうが、現在のAIでは誤認してしまうわけです。まだまだ改良の余地がありますね。
逆に、人間と同じか、それ以上に高度な知性を持ったかのように動作するコンピュータが誕生してしまうと、今度は人間がソレに支配されたり滅ぼされたりする可能性が想像されるわけで。様々なSF作品がそれをコンセプトとして作られてきましたね。 映画「ターミネーター」は「スカイネット」というコンピューターが人類を支配/滅亡させようとする未来世界が前提ですし、映画「アイロボット」もコンピューター「VIKI」が、愚かな人類を支配管理することで「保護」しようとしていた、というのが真相です。 このように「人間が作ったモノによって人間が滅ぼされるのではないか?」という恐怖心を、アイザック・アシモフは「フランケンシュタイン・コンプレックス」と名付けたわけですが ⇒ フランケンシュタインコンプレックスとロボット三原則 アシモフは何十年も前に、やがて進化したロボットが人間の脅威となることを見越していて、ロボットには「ロボット三原則」という、絶対に人間を傷つけない根源的根幹的命令を組み込むべき、と主張していたのですが (※前述の「アイロボット」はアシモフの「私はロボット」や「鋼鉄都市」が原作となっている作品ですね。) しかし、近年のAI研究を見ていると、研究者たちは「ロボット三原則」なんて忘れ去ってしまっているようにも見えます。 実際には、「ロボット三原則」などという高度なルールを組み込めるほどに、まだAIが進歩していないというのが実情なんだろうと思います。 しかし、ロボット三原則が組み込まれるより前に、殺人ロボットは兵器として誕生してしまうのは避けられない気がします。
AIの専門家が殺人ロボットの開発を禁止するよう政府に訴え : カラパイア
「殺人ロボット(キラー・ロボット)」という用語が定着しているほどにAIを搭載した武器の開発は進められている。かねてからスティーブン・ホーキング博士やイーロン・マスク氏やその危険性を訴えていた。 最近、オーストラリアとカナダの大勢のAIの専門家が、AIの武器…
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アルゴリズムによる死。キラーロボットの出現は思う以上に速いのかもしれない : カラパイア
BrendanHunter/iStock 進軍中の部隊が重要な都市まで迫った。だが兵士を突入させて、泥沼の白兵戦が展開されるような事態は避けたい。ならばドローンで守備兵を片付けておくか――。 テクノロジーの発達によって、かつては映画の中だけのものだった状況が現実になりつつ…
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撮れ高おっけーもとい、長くなったので、次ページにつづく(笑)
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