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左は右、右は左、その実体は?

政治・経済・法律
よく、左翼界隈の人達はこぞって、「マスコミは安倍政権に支配されている」みたいな事を叫んでいるのを見かけます。
しかし、保守=右寄り界隈の方々からも、日々、マスコミは左翼思想に偏っているという叫びをよく見かけるのです。
これ、どういう事なんでしょう? (笑)

左派思想寄りで、マスコミが与党政権に忖度していると叫んでる方は、本当にそういう風に見えているのか、あるいは、実態は違うのを分かってて、印象操作のために嘘を叫んでいるのか?

あるいは、保守-右派思想の人が、マスコミが左翼思想寄りに偏向していると叫んでいるのは、本当にそういう風に見えているのか、あるいは、実態は違うのを分かってて、印象操作のために嘘を叫んでいるのか?

真ん中は、右から見ると左に、左から見ると右に見える、という説もありますので、そうすると、マスコミは、実はあくまで中立的な立場を維持している、と言う見方もできるかも知れません。

SNSというのは、どうしても、同じような好み・考え方の人が集まりますから、どうしても偏った意見ばかりになりがち、と言う事はあるようです。
そういう状況の中では、「世間(自分の周囲)はみんな自分達と同じ意見だと言ってる」と思い込む人が居ても不思議ではないのですが。

SNSのつぶやきではなく、ニュースメディアが報じているニュースなので。自分の指向にあうニュースばかりが流れているとは思えないのですが(偏向していなければ、ですが。)

あるいは、SNS等で、右は左寄りのニュースを、左は右寄りのニュースを挙げては批判する、を繰り返している結果、そうなるとか????(笑)

あるいは、人間は、自分の見たいモノしか目に入らない法則で、仮にニュースが平等に流れていても、右派も左派も自分が気に入らないニュースばかりが目に飛び込んで来て、そうではないニュースはスルーしてしまっているだけという可能性も?(^^;)

ちなみに、私個人から見ると、マスコミは、どちらかというと(いや、はっきり言えばかなり大幅に)左翼思想寄りに偏っているように見えます。戦後の日本のメディアが形作られてきた経緯を考えれば、そうなるのも当然と思えます。

それが偏った見方なのか客観的な見方なのかは議論は避けますが(笑)

ジャーナリストの方が時々「ジャーナリズムの使命は権力を監視すること」と言う時があります。

そうすると、常にマスコミが政権に批判的な立場や意見に寄った情報を流すのは、当然な結果のような気がします。

自民党政権を批判しているマスコミですが、左派政権だった民主党政権の時は、民主党政権を批判していましたので(あのときの政権があまりに酷かったので擁護できなかった/メディアを敵にまわすような事ばかりしていた、と言う事はあるかも知れませんが。)

政権というのは、どこの国でも大抵が「保守」の立ち位置になるわけなので、ジャーナリストが「保守」思想を監視し批判すると言う事になれば、常にマスコミが左寄りになるのは当然の事かも知れませんね。

※左翼正当が政権を取った場合、最終的には左翼思想に則った政策を「保守」する立場になってしまいますので、矛盾した話になってしまうのですが

また、ジャーナリズムも、時の政権の監視と批判が目的となると、左派思想政権になったら、マスコミは保守~右寄りにならざるを得ないというわけですね。

しかし、現実には、左派思想の政権は、自由な言論を許さず弾圧する傾向にありますから、そのような国ではマスコミの「権力監視」は機能しなくなるのですが。

※左翼思想は、どうしても、自由な言論や民主主義を許すと成立しないモノなので、やはり何かおかしい(あるいは未完成)な思想なのかなと思いますが。(民主主義・資本主義も欠陥だらけで理想には程遠いですが。。。)

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