何故、肉体は鍛えると強くなるのか?
人間の体は、適応能力というものがあり、負荷がある環境にさらされると、その環境に適応しようとするからなのだそうで。
当然負荷は適度にですが、骨に強いプレッシャーが常に与えられていれば、負荷に耐えるように骨密度があがっていく。筋肉が酷使される環境では、負荷に耐えられる強い(太い)筋繊維に生まれ変わっていく(超回復)と言うわけです。
ここでポイントなのは、より強い筋肉に変わるためには、より強い力を発揮する環境が必要と言う事です。
筋肉に弱い負荷を与えて長時間使うような環境を与えると、肉体は持久力を身につけて(血管を発達させて)しまいます。それが目的なら良いのですが、例えばダイエットなどでも、筋肉をまずは太くして、その筋肉にカロリーを消費させたいわけですから、順番を間違うと、無駄に長く苦しいトレーニングをした割に効果が薄いと言う事になってしまいます。
正しく効率の良いトレーニングは大事ですね。
効率よく筋肉を鍛えるためには、より強い負荷を与えれば良いわけです。例えばバーベルを持ち上げるにしても、最大筋力を発揮できれば一回でよいのです。実際は本当に最大筋力を発揮してしまうと関節が壊れてしまうので無意識にそれはできないようになっているようです。1回は無理ですが、7~10回くらいで限界を迎えるような負荷(重さ)のトレーングをすればよいのです。
10回でいい、意外と簡単なんですね。しかし問題は、設備がない事でしょうか。
そこで、ボディビルのジムのような設備がなくても、日常的にできる方法を考えてみました。
(つづく)
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