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廃棄する時に思い知る、本当の「エコ」とは何なのか?

科学・技術・文化・教育時事・話題政治・経済・法律
太陽光パネルなどでも同じ、以前から言われている事ですが、「エコ」かどうかというのは、その製品の製造コスト、購入コスト、ランニングコスト、そして廃棄コストまですべて含めて考えないといけないわけですが。
例えば、ある製品、電気自動車でもいい、仕様時の燃費が従来の自動車の1/10で済む電気自動車が開発されたとして。

その車を製造するのに、従来の自動車を作るより100倍のコスト(環境負荷)が掛かるとしたら、その電気自動車は果たしてエコと言えるのか?と言う話。

さらに、消耗品の交換や廃棄コストも100倍掛かるとしたら、従来のガソリンで走る自動車を作ったほうが、金額的にも、環境的にもはるかにエコであると言う話になってしまうわけです。
上記ツイートの電気自動車も、購入時には言わないんですよね、「バッテリー交換に120万円掛かります」とは。売れなくなってしまいますから。

☆本当は言うべきだと思うのですが。
法律で、言わずに売る「騙し売り」を規制する必要があるかも?

異様に安く売って(大赤字)、消耗品を異様に高く売りつけて儲けを取り返す、みたいな商法は、普通に横行していますね。

例えば携帯電話、本体価格を異様に安く売って(以前は本体1円で販売していた時期がありましたよね)、契約料で取り返す必要があるため、2年間解約できない、通称2年縛りなどの契約をするわけです。

コピー機やプリンターも同様だそうで、本体価格は非常に安いのですが、インクやトナーを交換しようと思ったら、凄い高くて驚いてしまうという。2~3回交換したら本体価格を上回ってしまうなんて当たり前。(だからトナーが切れたら本体ごと買い換えるなんて人もいるとか?)

ああ、浄水器もそうですね。交換用カートリッジが本体+カートリッジ1個の販売価格よりはるかに高いとか。

とりあえず、購入させて自社製品のユーザーにしてさえしまえば、そう簡単に乗り換えられないのでそこで利益を取り返す。

まぁ、商法的な話ではなくても、例えば太陽光パネル。太陽さえ出ていれば無限に発電できるのですから、非常にエコな気がしてしまうのですが、違います。

無限に発電できるわけではないのですね。太陽光パネルにも「寿命」があって。寿命が有限であれば、それが尽きるまでに生産できるエネルギーも有限ということになります。

製造するのには当然コストが掛かりますが、寿命を迎えた後の廃棄にもコストが掛かります。

そして、その、発電できるエネルギー総量は、実は、製造コスト・廃棄コストまで含めた総コストを必ず下回ってしまうという、不都合な真実があったりします。(エネルギー保存の法則からも当然の結果な気もしますが)



風力発電も同様で、製造コスト、ランニングコスト、寿命を迎えた後の廃棄コストを考えると、生産できる電力と釣り合わない事が多いのだとか。(それで風力を導入したのにかえって赤字になって廃止になってしまう話もよく聞きますね。)

もちろん、いつかは、自然エネルギー(再生可能エネルギー)でコストが黒字になる方法を見つけ出さないと、人類の未来はないわけですが。現状の技術では、まだ難しいのですね。

それを隠して原発反対、再生エネルギーを推進すべきと政治的な理由で言ってる人に騙されないようにする必要があります。

現在注力すべきは、コストがペイできない再生可能エネルギーに無理やり置き換えるのではなく、ペイできる再生可能エネルギーの技術開発でしょう。


余談ですが、『再生可能エネルギー』って変な言い方ですよね?何を再生することが可能なのでしょう?

調べてみたら

「再生可能エネルギー源」について、「太陽光、風力その他非化石エネルギー源のうち、エネルギー源として永続的に利用することができると認められるものとして政令で定めるもの」と法律で定義されているのだそうで。

政令において「太陽光・風力・水力・地熱・太陽熱・大気中の熱その他の自然界に存する熱・バイオマス」が定められているそうです。

うーん、だから、何を再生するんですかね?(^_^;)

化石燃料は、使ったら無くなってもう戻らない、それに対して、「使ってもなくならない」という意味なんだろうとは思いますが・・・なんとなく、違和感のあるネーミングだなぁと個人的には思ってしまいます…(笑)

そう考えると、原子力発電は、放射能漏れの事故さえ起きなければ、ほぼ理想に近い発電方法だという主張も理解できます。

火力発電は、地球温暖化を促進していくだけだし、火力・原子力発電がなければ、太陽光や風力その他の自然エネルギー発電設備を作ることはできないわけで。

(※作った太陽光パネルによる発電だけを使って、新たな太陽光パネルを製造するには、エネルギーが不足してしまう。足りない分は火力・原子力で補っているというのが実情)


しかし、事故はいつか必ず起きます。人間は必ずミスをするものだから・・・

そう考えると、リスクの上に成り立っているのが原子力発電であるのも事実。

できれば、取り返しのつかない大事故が起きて、地球上に住める場所がなくなる状態になる前に、脱原発は実現したいわけですが。

技術革新が必要ですね。そのために、多大な資金を投入すべきなのですが。

政治的な理由でそのような論調は封印されている印象がありますね。

野党はただただ政権を打倒したい、そのために政府がやっていることには無条件で反対ハンタイ言ってるだけ。マスコミも「権力の監視」を建前に、野党同様になんでも政府を批判する報道しかしない傾向があり、政権を支持するような報道はできない。それを見た一般国民が洗脳され、という悪循環を繰り返しているのが現状なわけで。



マスメディアに騙されない、与えられた情報、既存の情報に騙されない鵜呑みにしない、エセ科学に騙されないなどをということを、国民が身につけていく必要があるような気がいたします。。。

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