外出自粛の中、だからと言うわけではないですが(笑) AMAZONプライムビデオで日本のB級映画を見ています。 『恋は雨上がりのように』
公開 | 2018年5月 | |
監督 | 永井聡 | |
出演 | 小松菜奈 大泉洋 清野菜名 戸次重幸 山本舞香 | |
原作 | 眉月じゅん『恋は雨上がりのように』 ※Kindle版 1巻無料 2020年5月7日まで |
あらすじ(ネタバレ注意)
超短縮あらすじ
- 陸上部で期待の女子校生がアキレス腱断裂で部活を離脱
- バイト先の店長(冴えないオッサン)に惚れる
- 困惑・反対・説得・挑発などなどなどがあり
- やっぱり陸上が好き
- バイトを辞め陸上部に戻る
ファミレスのバイトの女子高生、橘アキラ(小松菜奈)は、ファミレスの店長、近藤に恋していた。アキラに告白され戸惑う近藤、冴えない中年男バツイチ小学生の子供有り45歳。 強引にデートに付き合わされるが、近藤の好きな場所に行きたいと言われ、図書館へ。近藤は離婚までして小説家を目指していたが挫折した男だった。 「自分が惹かれる本があるはず」と近藤に言われ書棚を見て回るアキラだったが、無意識に手に取ったのは陸上の雑誌だった。。。 陸上を捨て、バイト三昧で店長に恋しているアキラを心配するあまり、喧嘩になってしまう陸上部の親友、喜屋武はるか。実はアキラは陸上部期待のスター選手だったが、アキレス腱断裂のため部活を離れていたのだった。 バイト中のファミレスに、他校の選手だがアキラに憧れ目標としていた倉田みずき(山本舞香)が現れる。部活を辞めたと聞きアキラに詰め寄るみずき。実はみずきもアキレス腱断裂を経験していたが、アキラの走る姿を見て頑張れたのだという。 アキラのバイト先に訪ねてくるはるか。みずきが記録会で一位になったと伝える。思わず記録を気にするアキラ。みずきのタイムはアキラと"同タイム"だった。 風邪を引いて休んでいる近藤の家にアキラが訪ねてくる。自分の恋する気持ちは本気だと伝えるアキラは、突然停電になり、思わず近藤に抱きつく。思わず抱きしめてしまう近藤・・・しかし、電気が点いて、慌てて「友達としてのハグだから」と弁明する。 足の遅い息子に走り方を教えてやってくれと近藤に頼まれ、アキラは浜辺で息子には仕方の指導をする。そこで近藤は、人手は足りているから、アキラはバイトにはもう来なくて良いと言い渡す。 はるかと練習を再開、陸上部に戻ったアキラ。 土手をマラソンしているアキラとすれ違い立ち止まる近藤。 アキラは「"友達"だったらメールしたい」と近藤に伝える。笑いあう二人(END)
感想
なかなか破綻なくよくできた映画だったと思います。 脇役のファミレスのバイトの女の子が松本穂香だと最初わかりませんでした、この頃はまだオーラがなかったんですね(笑) いや、"脇役" に全力投球してしまってるだけかも?(^^;) 小松菜奈はと大泉洋は、脇役が全員ヘのヘのモヘジに見えるくらいインパクトがあると言うべきなのか。 脇役の清野菜名も「シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う」で横浜流星とダブル主演をしていましたが、やっぱりヘノヘノモヘジで(^^;) ただし、山本舞香だけは、小松菜奈を圧倒するくらいの存在感がありましたね、さすが世界的な美女。 大泉のチームナックスの仲間、戸次も良い味出してました。(近藤の学生時代の友人で小説家として活躍している役、長髪でいかもそれっぽい感じ)戸次はこういう感じのほうが合いますね(笑) 正直、個人的には、主役は大泉じゃないほうが良い気がしました。大泉洋では脂ぎってて、冴えないオッサン感が弱すぎて。大泉らしさが出ていないし。戸次と逆の配役のほうがまだよかった。 もっと、枯れた感じのしょぼくれた俳優のほうが良かったのではないかと。。。
ただ・・・、これ、書いてる人はオッサンではないでしょうね、きっと、多分女性では? 現実のオッサンはそんなに良識的じゃないと思う(笑) (※原作コミックの作者眉月じゅんさんはやっぱり女性でした。) 女子校生に言い寄られたら舞い上がってしまうオッサンがほとんどでしょ。 オッサンは、女子校生と釣り合わないなんて思ってない。はじめは良識的に対応していても、あそこまで言い寄られたら受け入れるでしょ。
「魅力を感じる異性の年齢」アンケートで、女性は年代別に年相応の相手を答えているのに対して、男性は全ての年代で「20代」という答えが一位だったとか(笑)
オッサンが女子校生に言い寄られた時の最適解は「シティーハンター」冴羽遼でしょうね。 『20歳になったらまた来てね!』コレ(笑) 20歳になってもまだ気持ちが変わらなかったら受けれる、でいいのではないかと。 オッサンにとって女子校生が成人するまでの時間なんて一瞬でしょう(笑) 若い子なんて、どうせすぐオッサンに冷めて若い子に目移りするんだから それでも引かないなら、フラれるところまで織り込み済みで、一線を越えない範囲で付き合って愉しめばいいやん。 自制が効かなくなって手を出してしまったら逮捕されるかもしれんけど(笑) (※厳密に言えば、ちゃんと交際しているなら条例にはひっかからないとも聞きましたが、相手の親が納得しなければアウトでしょうね。法的にセーフでも社会的にアウト。その覚悟があるなら、一線を越えてもいいかも知れませんが・笑) まぁ、それだとドラマにならないですかね(笑) オッサンが女子校生に惚れられる、オッサンにとっては夢の物語ではありますね。 そういう意味では、オッサンの夢を女性が描いたのは面白いですね。(というか女性が描いたから許されるんでしょうね・笑)
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